ここから本文です

高橋みなみ「見て触って考えたい」福島市内の農地で農作業ボランティア

5/14(日) 20:16配信

MusicVoice

 高橋みなみ(26)が14日、福島市内の農地でおこなわれた、農作業ボランティアにサプライズ参加した。高橋が公式アンバサダーを務める、ボランティア推進プロジェクト『RockCorps』の活動の一環。一般参加者と農作業をおこなった高橋は、今も風評被害に苦しむ福島の現状に「様々な情報が飛び交っていますが自分の目で見て、手で触って、考えることが大事なのではないかと思う」と持論を述べた。

【写真】農作業をおこなう高橋みなみ

 『RockCorps supported by JT』は、ボランティア活動と音楽フェスを融合させたプロジェクトで、4時間のボランティア活動をおこなうと音楽ライブ(セレブレーション)のチケットがもらえる。これまで世界10カ国、約17万人以上が参加。日本では2014年の初開催以来4年連続でおこなわれ、今年のセレブレーションには高橋はアーティストとして出演、更に、海外の参加アーティストとしてフィフス・ハーモニー、国内ではmiwaの出演が決定している。

 昨年に引き続き、同プロジェクトの公式アンバサダーを務める高橋。昨年も福島県相馬市内の仮設住宅敷地で清掃ボランティアに参加した。今年は一般参加者約50人とともに、震災後の風評被害の影響で打撃を受けている福島市内の農地で、ナスの苗の植え替えや農地の草むしりなどを手伝った。作業後には、高橋自らが参加者一人ひとりにセレブレーションのチケットが手渡した。

 作業後記者による囲い取材に応じた高橋は、「2回目の参加ですが、皆さんと過ごす時間が凄く密度の濃いものだなと思っています。土に触れる機会もなかなか無いので楽しかったです」と振り返った。

 また「こうやって『RockCorps』として色んなボランティアに参加できて良かったと思います。なかなか、私自身も参加するタイミングや一歩踏み出すきっかけがなかったりするので」とボランティア活動の機会に恵まれた想いを述べた。

 農作業は「小学生以来」だという。「ナスに刺があるなんて知らなかったし、ナスの多くは白色で、日本で見る紫色の種類は実は珍しいものだということも今日教えて頂きました。やはり、知って食べるのと、知らないのでは全然違いますよね」と普段なかなか知ることができない知識を得たことで、世界が広がったようだ。

 福島でのボランティア活動について「震災から6年が過ぎて、今何が自分に出来るのか、ということが問われていると思います。去年、AKB48を卒業した時に私1人で何が出来るんだろう、と思っていたのでそのタイミングでこうして『RockCorps』でボランティアに参加できたことは嬉しかった。やはり、ボランティアを通して皆さんと繋がりができて、何か次に進むステップになるのではないかと思っていますし、これからも続けていきたい」と語った。

 9月2日におこなわれるセレブレーションで共演する、シンガーソングライターのmiwaについて「私、同世代なんですよ。本当にパワフルで人気のある方なので、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれると思います」と期待を寄せた。

 また「去年はMCとして参加して、アーティストの方々と観客の皆さんがボランティアとステージを通して一体感を得ていたことが、とても羨ましかったので今年はアーティストとして参加できるのでステージで今日ボランティアを一緒にやった皆さんと『おつかれさま』と言い合えるような素晴らしいステージにしたいです」と意気込んだ。

 更に、今だ苦しむ福島産食物の風評被害について「現実的に厳しい状況が続いていると聞きました。実際こうして土を触っても、言われているようなことは感じませんし、野菜もおいしい。みんな個々で現実を体感して、考えないといけない時期に来ていると思います。様々な情報が飛び交っていますが自分の目で見て、手で触って、考えることが大事なのではないでしょうか。私も今日体験したことを東京の人たちに話したいと思っています」とこの日の体験を踏まえて自身の考えを述べた。

 最後に「好きなアーティストが見たいという動機でいいので、是非一歩踏み出してもらいたいと思います」とまだボランティア参加に躊躇している人々に向け、呼びかけた。(取材・撮影=松尾模糊)

最終更新:5/14(日) 20:21
MusicVoice