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ユニクロ&楽天も取り入れた注目ベンチャー「ViSENZE」の画像解析技術

ホウドウキョク 5/14(日) 20:00配信

世界のスタートアップ企業の最新テックシーンをお伝えする「ワールド・テック・リポート」。今回は、人工知能や画像解析をネットショッピングに活用するシンガポールの新鋭企業、「ViSENZE」のCEO・オリバー・タンさんとSkype中継。アジアのスタートアップに詳しい、Tech in Asia日本編集長のピーター・ローゼンバーグさんの通訳と企業情報を交えつつお話を伺う。

「ViSENZE」で検索した画像を見る

鈴木唯アナウンサー
今日紹介するのはシンガポールのどんな会社なんですか?

ピーター・ローゼンバーグ
「ViSENZE」(ヴィセンズ)という会社です。

ピーター
ヴィジョン(vision)とセンス(sense)を合わせて「ViSENZE」。AIや画像処理に強い会社で、eコマースなどのショッピングを画像検索でできるようにする技術を持っています。例えば、この素敵なTシャツが「ViSENZE」のデータベースに入っていて、FLAG7を見ている人が欲しいと思ってTシャツの画像をクリックすると…

ピーター
この辺にバブルみたいなものが出てきます。それをタップすると「Tech in Asia」の素敵なTシャツが購入できるわけです。

ジャーナリスト佐々木俊尚
同じ柄、同じデザインの服を探してくれるってことですね?

ピーター
そうです。最近、約10億円の資金を調達して、日本ではすでにユニクロや楽天といった企業が「ViSENZE」の画像検索を導入しています。

CEO オリバー・タンさんに聞く「ViSENZE」の技術

鈴木
「ViSENZE」のCEO、オリバー・タンさんに出張先のアメリカ・サンフランシスコからお話を伺っていきます。まず「ViSENZE」はどんなサービスを提供しているんでしょうか?

オリバー(ピーター通訳)
最近は、ファッションアイテムをはじめ腕時計や眼鏡、さらに商品パッケージなども画像で検索できるよう、研究に力を入れています。

佐々木
マシンラーニング(AIの機械学習)を使って画像を認識して検索する、そういう技術だという理解でいいんでしょうか?

オリバー
そうです。ニューラルネットワーク(人工神経回路)を使ったディープラーニング(深層学習)をやっています。社内では「コンピュータヴィジョン」と言っています。

佐々木
ディープラーニングを使った画像認識というとGoogleが非常に有名で、膨大な数の画像データから「猫」を認識できるようになった事が大きな話題になりましたが、Googleの技術と比べて「ViSENZE」社の優位性みたいなものはどこにあるんですか?

オリバー
「ViSENZE」のテクノロジーはeコマースでショッピングができることに特化しているのが特徴です。コンバージョン(成約率)を上げて収益化するための技術を開発してますので、その点がGoogleとは大きく違う所です。

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最終更新:5/14(日) 20:00

ホウドウキョク