ここから本文です

全仏OPなど赤土【レッドクレー】の特徴とは<テニス>

tennis365.net 5/14(日) 13:32配信

全仏オープン

グランドスラムの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)などのレッドクレーは、ハードコートの大会などに比べて波乱が多い。このレッドクレーとは、一体どのようなものなのか。

【錦織らBNLイタリア国際対戦表】

年間でレッドクレーの期間は、3つに分けられる。それは2月前後の南米シーズン、4月から5月の全仏オープン前哨戦、そしてウィンブルドン後の夏シーズンである。

男子は年間の3割以上、女子は2割以上がレッドクレーで行われていることからも明らかなように、テニス選手にとって非常に重要なサーフェスと言える。

レッドクレーは球足が遅く、ボールが高く弾むため、長いラリーが続く。クレーキングと呼ばれるR・ナダル(スペイン)が強烈なトップスピンと強靭なフィジカルで勝ち進んでいくことが、これらを象徴している。

さらに、最大の特徴として雨に強いことがあげられる。20世紀当初、テニスコートにおいては排水設備が問題となっていた。芝のコートはわずかな雨でも滑ってしまい、旧来のクレーコートは濡れたコートが乾くのに数日を要していた。

そこで開発されたのがレンガを砕いた粉でテニスコートを作り上げる方法だった。1909年にイギリスで生まれたこの手法により、多少の雨でもプレーを続けることが出来る。

また、ボールの落下地点に跡が残るため、判定が比較的正確に行えることもこのコートの特徴である。

しかし、このレッドクレーコートは砂入り人工芝やハードコートに比べ、設備維持に時間と費用がかかることが難点とされており、日本国内においては味の素ナショナルトレーニングセンター、神戸ローンテニスクラブ、万博テニスガーデンのみとなっている。

日本のテニス界がより飛躍するには、このレッドクレーコートを攻略しなければいけない。2016年からは「全仏オープン・ジュニア 2017 ワイルドカード選手権大会 in partnership with LONGINES 日本予選」が行われるなど関心が高まっている。

tennis365.net

最終更新:5/14(日) 14:35

tennis365.net