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松伏町長選、新人の鈴木氏が初当選 町政改革訴え、支持集める

埼玉新聞 5/14(日) 23:01配信

 任期満了に伴う埼玉県の松伏町長選は14日投開票が行われ、社会福祉法人理事長で元町議の新人鈴木勝氏(62)が、4選を目指した現職の会田重雄氏(72)=自民推薦=に競り勝ち、初当選を果たした。

 同町松伏の選挙事務所は、当選の報を受け、歓喜に沸いた。鈴木氏は「若い人の戦略が、うまくかみ合い、運動がまとまった。町全体を新しくしようというアピールが町民に通じた」と述べた。

 鈴木氏は、組織戦を展開する現職に対し、地元支援者や保育園関係者を中心に底辺から支持を集める“草の根選挙”で対抗。「新しい風」をシンボルに町政の改革を訴えた。「組織ではなく、町民による町政を」を呼び掛け、終盤は会員制交流サイト(SNS)などを使ってPR。現町政に対する批判票とともに、若者層からも支持を集めた。

 会田氏は連続3期までと自身で定めた「多選自粛条例」を廃して4選に挑んだ。自民、公明などが応援する組織戦を展開したが、及ばなかった。

 当日有権者数は2万4772人(男1万2459人、女1万2313人)。投票者数は8921人(男4366人、女4555人)。投票率は選挙となった05年を10・75ポイント下回る36・01%(男35・04%、女36・99%)で過去最低を更新した。

鈴木勝氏

【略歴】(1)社会福祉法人理事長(2)町議・議長、保護司(3)東京農業大学(4)松伏町(5)松伏

【公約】(1)第2子以降給食費の減免など子育て世代の支援(2)スポーツ施設の充実(3)町営貸し農園設置など高齢者支援

最終更新:5/14(日) 23:07

埼玉新聞