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【連載】大衆酒場大学・2コマ目 開店前から常連が鎮座、高知「葉牡丹」

AbemaTIMES 5/14(日) 11:50配信

 バンドを初めて22年、ライヴでは全都道府県を「2周」したことがあるオカモト“MOBY”タクヤです(島根と佐賀でもう一回演れば3周)。今から15年前の2002年、メジャーデビューが決まったということで、事前プロモーションも兼ねて2カ月半に及ぶ全都道府県ツアーを敢行したのですが、その際に「この街の人々、飲む量が半端なさ過ぎる」と面くらったのが高知でした。それも当然、都道府県別の1人当たりのビール消費量が常にベスト5以内、2008年にはなんと1位だったとのこと。

高知独特のマナー「ご返杯」の洗礼

 ボクが初めて高知を訪れた際、訪れたバーでビール一杯しか注文してないのにもかかわらず、高知での独特のマナー「ご返杯」をこれでもか!と受けまして、やれビールだ日本酒だ焼酎だと次々に知らない他のお客さんから酒が注がれ、支払いは700円だったにもかかわらずベロベロで明け方にホテルに戻り、人生史上ワースト3に入るほどの酷い二日酔いで翌日ライヴを演った、という高知ならではの「洗礼」を受けたのも多大に影響しております。

 そうそう、個人的にも懇意にさせて頂いている、「酒場放浪記」吉田類さんも高知出身ですしね。高知と酒、切っても切り離せない関係なのでしょう! で、先日バンドのプロモーションと別の取材(高知ファイティングドッグス監督・駒田徳広さんにボクがインタビューするという案件)で高知を訪れたので、この酒場コラムのネタにもってこいだ! と、以前訪れた名店を6年振りに再訪したので今回ご紹介させて頂きます。

午前11時で既に出来上がっている地元の“先輩方”

 高知「葉牡丹(はぼたん)」は創業60年以上(お店のアナウンスもザックリしてます)、高知のメインストリートである「電車通り」沿いに店を構え、なんと午前11時開店。暖簾をくぐると来る者拒まずなカウンター。奥にはテーブル席、そして2階もあるデカ箱です。

 当日はボクも気合を入れ、午前11時きっかりに暖簾が出ると同時に入店しカウンターに案内してもらったのですが、店内には既に出来上がっている地元の“先輩方(=常連さん)”がカウンターに鎮座…開店前から既に入店して始めていたのでしょうか、いかに呑兵衛に優しい店かが判りますね(笑)。その先輩方の中には、午前11時過ぎの時点で既に日本酒3合をやっつけ4合目に突入している御年95歳の大御所も…。高知という街の凄さをまざまざと見せつけられました…。

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最終更新:5/14(日) 11:50

AbemaTIMES