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【F1】”使い道がない”と批判されているピレリのハードタイヤ、次に登場するのは日本GP?/スペインGP

5/14(日) 19:32配信

motorsport.com 日本版

 ピレリがスペインGPに持ち込んだタイヤは、ハードタイヤを始めとした一番硬い組み合わせだった。しかし、このタイヤは硬すぎるとドライバーから不満が出ていた。

【写真】冬のバルセロナテストでは、全種類のタイヤがテストされた。(ウルトラソフトを履くマクラーレンのマシン)

 結局、ハードタイヤはインスタレーションラップを行う際に使用されたのみで、各ドライバーはミディアムやソフトタイヤでの走行に注力した。

 フォースインディアのテクニカル・ディレクターを務めるアンディ・グリーンは、パドックの意見を代表して、次のように語った。

「現時点では、この世代のマシンにそれ(ハードタイヤ)は合わないと思う。それを使いたいとは思わない」

 ピレリは当初、イギリスGPが行われるシルバーストンでもハードタイヤを持ち込もうと計画していたが、これを放棄し使用タイヤの発表をスペインGP後まで延期した。

 発表を遅らせたことで、ピレリはスペインGPでのデータを適切に評価することができる。

 ピレリのF1テクニカル・ディレクターを務めるマリオ・イゾラは、motorsport.comの質問に次のように答えた。

「我々はチームと合意し、シルバーストンに持ち込むタイヤの配分を決定するのを、バルセロナの後に遅らせることを決めた」

「元々の締め切りはバルセロナの前、木曜日だった」

「我々は、バルセロナでのパフォーマンスに関する情報をチームから集めることに決めたのだ」

「このプロセスは、FIAに我々が提案し同意を得た。データを分析しFIAと話し合う予定である。間違いなく、我々は内部で会議を開き、決定を行う必要がある」

 伝統的にマレーシアや日本、ブラジルといったレースでハードタイヤが使用されてきた。現状から考えて、鈴鹿でハードタイヤが選択される可能性は高い。マシンの継続的な開発が続くことで、ダウンフォースが大幅に増加しタイヤへの負荷が大きくなることを考えると、ピレリはより保守的なアプローチを強いられることが予想されるからだ。

 現時点では、マレーシアやブラジルではハードタイヤが使用されない予定であるが、ピレリが持ち込むタイヤの種類は、それぞれの締め切りを過ぎるまではチームに知らされない。

「我々は鈴鹿でハードを使う予定だ」とイゾラは述べた。

「鈴鹿はシーズン後半に開催されるので、我々は待たなければならない。他にタイヤに厳しいサーキットは(マレーシアの)セパンが挙げられるが、昨年舗装が新しくなったために、磨耗が少なかった」

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