ここから本文です

「慰安婦問題や竹島問題はさらに難しくなる」“対日強硬派”韓国新大統領、どのような変化をもたらすか

AbemaTIMES 5/14(日) 13:14配信

 第19代韓国大統領に文在寅氏が就任した。文大統領の最大の課題は北朝鮮問題だ。文大統領は就任式で「朝鮮半島の平和のために東奔西走する。必要ならすぐにもワシントンに飛んでいきたい。北京と東京にも行き、環境が整えば平壌にも行く」と述べた。南北対話を重視する太陽政策に変化はあるのだろうか。

 北朝鮮の労働新聞は「李明博、朴槿恵一味が推し進めたのは、北侵略戦争政策だ。傀儡保守党によって続いてきた南北対決の歴史を終わらせるべきだ」と書いた。強行路線から対話路線に変わるのだろうか。

 トランプ大統領は「金委員長と会うことが適切であればもちろん会談する。実現すれば光栄なことだ」と北朝鮮との直接対話に言及した。そして、5月8・9日にノルウェーのオスロで米朝協議が行われた。北朝鮮外務省の崔善姫米州局長は「ピカリング元アメリカ国連大使に会った」と述べている。

 また、共同通信は複数の外交関係筋の話として「核・ミサイル開発放棄を条件に金正恩委員長をアメリカに招待し、首脳会談に応じる用意があると中国政府に伝えた」と報じた。さらに体制転換や軍事侵攻をしないなど「4つのノー」を保障するとし、中国が水面下で北朝鮮に伝達した模様だ。

 まだまだ緊張の続く北朝鮮情勢だが、対日強硬派の文大統領はどのような変化をもたらすのだろうか。

 元在韓国特命全権大使の武藤正敏氏は「(北朝鮮は)何をしでかすか分からない不安感がある。お父さん(金正日氏)の頃は何となくこんなことをしそうだと見当がついたが、今の金正恩氏になってからは全く分からない」との見方を示した。

 武藤氏は「文在寅大統領になると、慰安婦問題や竹島問題で(日韓関係が)さらに難しくなるだろうと言われている。私もそうだろうと思う。ただ日韓関係というのは、良くなる時も早い、悪くなる時も早い。そこには国民感情が介在するので、行き着く所までいく。ただ良くなる時もかならず来る」と解説し、政治と切り離して日韓関係を構築できると指摘した。

 さらに「韓国の大統領が日韓関係をうまくマネージしようとする時はうまくいっている。ただ、韓国の大統領が日韓関係に疑問を持った時にはガタガタになる。これが今までの歴史」と述べ、日韓関係は韓国の大統領による影響が大きいとの持論を展開した。

1/2ページ

最終更新:5/14(日) 13:14

AbemaTIMES