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【MLB】Wソックス強打者が3暴投で生還 「明晰な野球頭脳」で球団56年ぶり“珍記録”

5/14(日) 15:58配信

Full-Count

相手失策で出塁して3つの暴投で本塁生還、MLB公式サイト「ワイルドでクレイジー」

 ホワイトソックスのホセ・アブレイユ内野手が、13日(日本時間14日)の本拠地パドレス戦で相手エラーで出塁し、一塁から暴投3つで生還するという“珍場面”があった。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は「ワイルドでクレイジーな選手たち! ホセ・アブレイユは3度のワイルドピッチで得点した、ここ56年間初のホワイトソックス選手となる」とのタイトルで伝えている。

【動画】Wソックス強打者が3暴投で生還…「Cut4」が“珍記録“達成の瞬間をTwitterで紹介

 1点を追う4回1死走者なしで打席に立ったアブレイユは、1ボールから相手右腕ケーヒルのチェンジアップを引っ掛けたが、三塁手のシンフがグラブからこぼす。慌てて拾い上げ、一塁に投げたものの、送球も逸れてアブレイユはセーフ。記録はシンフの失策となった。

 続くガルシアの打席で、1-1からの3球目のシンカーがワンバウンドに。打者はスイングしたものの、捕手が捕球できずにアブレイユは二塁に進んだ。さらに、続く4球目のナックルカーブもワンバウンドとなり、捕手は捕球できず。アブレイユは三塁へと進塁した。

 5球目のナックルカーブはボールでフルカウントに。最後の6球目は、ケーヒルのチェンジアップが外角低めに大きく外れてワンバウンドする暴投となり、アブレイユが生還。1失策+3暴投での得点に、本拠地ギャランティード・レート・フィールドは大きく沸いた。

指揮官は走塁を絶賛「素晴らしい働きをした」

 ホワイトソックスは1900年創設の歴史ある球団だが、「Cut4」によると、3暴投での生還は1961年7月14日のJ・C・マーティン以来、56年ぶりの“珍事“。メジャー全体では、昨年8月10日のレッドソックス戦でヤンキースのロブ・レフスナイダーが最後に記録しているというが、記事では、アブレイユが2014年シーズンを最後に盗塁をしていないという事実を紹介。「彼は長距離打者として知られている」とも付け加えた。

 その上で「走塁に関して才能がないというわけではない。しかし土曜日夜、彼が持つ明晰な野球頭脳のおかげで、彼は4回裏に独特な偉業を達成した。ワイルドピッチ3つで得点し、(ホワイトソックスは)5-4でパドレスに勝利した」と指摘している。最後の1球は捕手が後ろに逸したものだったが、その前の2つの暴投は前に少しこぼしただけだった。

 さらに、記事ではリック・レンテリア監督が「ピトー(アブレイユ)は素晴らしい働きをした。ボールがショートバウンドし、彼は進塁した。セカンド、サードにたどり着いた。最後の(暴投)は明らかに弾いていた。しかし彼はそこへたどり着くために、素晴らしい仕事をした」とアブレイユの走塁を称えたことも伝えている。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:5/14(日) 15:58
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