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日米韓 各国政府の対応は?

ホウドウキョク 5/14(日) 14:13配信

北朝鮮が14日朝、弾道ミサイルを発射した。
日本、アメリカ、韓国、各政府の対応は。

アメリカのトランプ大統領は発射後、直ちに国家安全保障担当のマクマスター補佐官から報告を受け、対応にあたった。
ミサイルの種類について、アメリカ太平洋軍は「軌道は、ICBM(大陸間弾道ミサイル)とは一致しない」として、ICBMではないという現段階での見方を示している。
トランプ政権は、軍事圧力を維持しながら、中国を巻き込んで、経済的な北朝鮮包囲網を築くことを、当面の戦略としている。
トランプ大統領は13日、フォックス・ニュースのインタビューで、北朝鮮がトランプ政権の間に、ICBMを完成させようとしているとの認識を示し、「オバマ政権や、その前にストップさせるべきだった」と強調した。

日本政府は、今回のミサイル発射が成功したとみて、分析を急いでいる。
午前6時半ごろ、安倍首相は、「断じて容認できません」、「北朝鮮に対し、毅然(きぜん)として対応してまいります」などと述べた。
政府は、北朝鮮に抗議するとともに、NSC(国家安全保障会議)の関係閣僚会合を2度にわたり開いて、対応を協議している。
政府関係者によると、政府は、ミサイル発射の兆候を今回、事前につかみ、警戒監視を強めていた。
そのうえで、菅官房長官は、Jアラート(全国瞬時警戒システム)について、日本に飛んでくる可能性がないと判断し、使用していないと述べた。
政府は、ミサイル発射は成功したとみており、防衛省幹部は「一番保守的な言葉を使っても、技術的に一定の進展を見せているのは事実だ」と述べ、ミサイルの種類や性能の分析を急ぐ考えを示した。

韓国では、就任からわずか4日でのミサイル発射は、北朝鮮に融和的な姿勢を見せる文在寅(ムン・ジェイン)大統領にとって、出ばなをくじかれた形ともいえる。
文大統領は午前8時から、NSC(国家安全保障会議)を開催し、「対話の可能性は開いているが、北朝鮮に誤解させてはいけない。挑発に対しては、断固として対応する」と強調した。
文大統領はこれまで、「条件が整えば、平壌(ピョンヤン)も訪れる」と対話路線を示している。
軍関係者は、ミサイル発射について、アメリカ主導の対北朝鮮制裁の圧迫に屈しない、対話の可能性が出る中で、韓国に対して、主導権を確保する狙いがあったと分析している。

最終更新:5/14(日) 14:13

ホウドウキョク