ここから本文です

20年かけ公有化、整備 下寺尾官衙遺跡群 茅ケ崎市が方針

5/14(日) 10:12配信

カナロコ by 神奈川新聞

 茅ケ崎市は、国指定史跡「下寺尾官衙(かんが)遺跡群」(同市下寺尾)の保存活用計画を策定した。約20年間かけて、公有地化を進め、整備する方針。

 2015年3月に国の史跡に指定された下寺尾官衙遺跡群は、これまでの調査研究で、古代に地方行政の中心であったことが明らかにされている。同市によると、郡庁や郡家、寺院、船着き場、祭祀(さいし)場といった施設が全て確認されている史跡は極めて珍しいという。

 市は、保存活用することで▽郡家の構造と変遷を知ることができる▽郡家とその周辺寺院との関係を知ることができる▽遺跡の重層的な在り方から、地域の歴史的な変遷を知ることができる-とする。

 同史跡(5万4千平方メートル)には現在、県立茅ケ崎北陵高校や民家、幼稚園などが立っている。市社会教育課は「公有化のためには地元の方の理解が不可欠。地権者らとの話し合いを重ねていきたい」としている。