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郷土史をデジタル紙芝居に 白山市が制作

5/14(日) 2:14配信

北國新聞社

 白山市は、郷土史の加賀一向一揆を漫画で表現したデジタル紙芝居を制作した。イラストは週刊少年ジャンプの漫画コンテストで受賞経験がある、小矢部市出身の作家が担当し、次代を担う子どもたちに親しみやすい絵と語りで地元の歴史を伝える。

 デジタル紙芝居のタイトルは「松任城と手取川の戦い」で、戦国時代に僧や農民、武士らが信仰と自由を守るために戦った加賀一向一揆を題材にした。松任城を拠点にした鏑木頼信(かぶらぎよりのぶ)、勘(か)解由(げゆ)親子が主人公となり、織田信長の侵攻を防ぐために奮戦した姿を描く。

 動画ではなく、読み手が聞く側の反応をみながら情感たっぷりに物語を聞かせる紙芝居にこだわった。絵は今年春に金城大短大部美術科を卒業した堀圭太さんが担当した。堀さんは週刊少年ジャンプの「トレジャー新人漫画賞」で佳作に入るなど数々の受賞歴を持っており、パソコンを使って14枚を仕上げた。

 物語は地元の郷土史家、西出康信さんが手掛けた。制作費はクスリのアオキ(白山市)の青木桂生会長の寄付金を充てた。

 市は14日午後2時から、倉光自治会館創友館で初の上演会を開催する。

北國新聞社

最終更新:5/14(日) 2:14
北國新聞社