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躍動する21歳ボランチが公式戦3点目、チームとともに上昇曲線描く柏MF手塚康平

5/14(日) 19:12配信

ゲキサカ

[5.14 J1第11節 FC東京1-2柏 味スタ]

 敵地でのFC東京戦で、柏レイソルのダブルボランチに入ったのは、32歳で先発最年長のMF大谷秀和と、先月21歳を迎えたばかりで先発最年少のMF手塚康平。左足から繰り出す長短織り交ぜたパスで攻撃の起点となりつつ、時には相手GKまでプレッシャーをかける。走行距離11.723kmは、両チーム合わせてMF中川寛斗に次ぐ2位の運動量だった。そして、この試合最初のゴールは、背番号17の左足から生まれた。

 前半33分、敵陣でDF鎌田次郎からボールを受けた手塚は、FC東京のプレッシャーがかからない中、「枠に思い切り飛ばすように」と左足を振り抜いた。「GKが嫌なところに」という手塚の狙いどおりにシュートは、4試合連続無失点中だった日本代表GK林彰洋が触れながらもゴールネットを揺らした。

 柏U-18出身の手塚は、高校3年次に中山雄太、大島康樹らとともに、プレミアリーグ昇格即優勝という偉業をやってのけた。指揮を執っていたのは、現トップチーム監督の下平隆宏監督だ。「相手の嫌なポジションに立って、相手の嫌なスペースを突いていくのは、アカデミー時代から長所として持っていた。ただ、トップで試合に出ていくには守備力が必要で、そこはずっと課題としていて。少しずつ課題を克服していって、いけるかなというタイミングでルヴァンで使ってみて、そこから本人も自信をつけてやれるようになった」。柏U-18からニュージーランドのオネハンガ・スポーツを経由して昨季、柏に戻ってきたMFは、プロデビュー戦となった、今季のルヴァン杯GL第1節で初先発初得点を記録すると、リーグでは第5節の広島戦からスタメンを奪取。以降は、5連勝を含む6勝1敗とチームは上昇曲線を描いている。「今日のパフォーマンスは素晴らしかった」と指揮官も賞賛する。

「ボランチで点を取れたら、チームの助けになる。攻撃の部分で顔を出せたら」。公式戦で3ゴールと頭角を現したボランチは、攻守で勝利に貢献していく。

最終更新:5/14(日) 19:12
ゲキサカ