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レッドファルクス道悪なんの!貫禄V/京王杯SC

日刊スポーツ 5/14(日) 9:15配信

<京王杯SC>◇13日=東京◇G2◇芝1400メートル◇4歳上◇出走13頭◇1着馬に安田記念優先出走権

 G1馬レッドファルクス(牡6、尾関)が貫禄を見せつけた。勝ちタイムは1分23秒2。58キロと道悪を克服し、最速上がりを繰り出しての差し切り勝ち。同馬にとっての重賞3勝目は、尾関知人師(45)にとってはJRA通算200勝という節目の勝利となった。次走は6月4日の安田記念(G1、芝1600メートル=東京)に向かう予定だ。

 ただ1頭のG1馬が、格の違いを見せつけた。レッドファルクスは直線、残り200メートルから一気に脚を伸ばした。初めて58キロを背負い、しかも重馬場。それでも力強く後続を突き放した。レース後、ミルコ・デムーロ騎手が「頑張った。状態がいいから頑張れた」と興奮気味に振り返るのも納得だ。

 昨年10月のスプリンターズSでG1初制覇を飾ったが、続く香港スプリントは12着と大敗。鞍上は「香港のときは状態が良くなかった。そこからどんどん良くなった」と振り返る。今年の始動戦となった高松宮記念も休み明けで3着に終わったが、その経験がこの日の勝利に結び付いた。尾関師は「高松宮記念で道悪(やや重)を経験したのが大きい。根性を見せて走ってくれた」と喜んだ。師にとっては、この1勝が節目のJRA通算200勝目。「他のレースで達成しても良かったんですが」と照れ笑いを浮かべた後、「オーナー、牧場関係者、厩舎スタッフの多くの皆さまに支えられて積み上げた数字」と感謝した。

 道悪での激走後ということで今後は様子を見ながらとなるが、次走は安田記念を目標にする。マイルは13年12月の未勝利(9着)の1回のみ。だが今のファルクスには、克服できる力と勢いがある。【三上広隆】

最終更新:5/14(日) 10:29

日刊スポーツ

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