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乃木坂大園桃子ピアノ演奏、千秋楽ノーミスならず涙

日刊スポーツ 5/14(日) 20:11配信

 乃木坂46の3期生初単独ライブが14日、東京・渋谷のアイア2・5シアタートーキョーで、千秋楽公演を迎えた。

【写真】ピアノ演奏に挑戦した3期生の大園桃子

 メンバー12人がユニット曲や1人MCにも初挑戦。3期生センターの大園桃子(17)は「君の名は希望」でピアノの演奏にチャレンジした。

 今月9日に行われた初日公演。中盤、メンバー12人が生演奏をバックに「きっかけ」を歌い終えると、大園が空席となったピアノの椅子に向かった。「君の名は希望」のイントロを弾き始めると、大歓声があがった。だが、途中で3回、演奏が止まってしまった。残りのメンバー11人は歌うのをやめず、歌声で大園を励ました。客席からは、リズムをとるように手拍子があがった。なんとか曲自体は止まらずに歌い終えた。大園は大泣きしながら、横一列に並んだメンバーたちに加わった。隣にいた伊藤理々杏(14)山下美月(17)から励まされた。

 最年少の岩本蓮加(13)が言った。「レッスンの合間を縫って、桃ちゃん(大園)はピアノの練習をしたりして。陰で努力したのをみんな知ってるから。失敗したって…」。言葉を詰まらせた上で、「これが、私たちだから。桃ちゃんのおかげで、12人の絆がさらに強くなったって思う」と言い切った。中村麗乃(15)も続いた。「桃ちゃんは握手会とかレッスン後とかずっと練習してくれていて。それに合わせて私たち3期生全員で歌うっていう…。ありがとう、桃ちゃん」と声を掛けた。大園は「もともとピアノは10年やっていたけど、本気でやったことがなくて。今回は練習したのに、できなくて…。悲しい」と涙に暮れた。

 初日の失敗から一夜明けた10日、2日目公演の序盤のトークで、大園は「昨日は、失敗したので…。今日は、ピアノ、ノーミスで弾きます!」と宣言した。「君の名は希望」に再チャレンジし、序盤で一瞬もたついたが、最後まで止まらずに演奏した。メンバーも、ファンも大喜び。安堵(あんど)の表情でガッチリ握手を交わすスタッフもいた。

 大園は「音が違ったけど、まあ、ばれないかなと思って…」と笑いを誘った上で、「止まらなければ何とかなるって思っていて。止まらないでやるのが目標だったので…はいっ!」と満足そうに笑った。伊藤が「桃ちゃん、ありがとう~!」と叫ぶと、ファンからも「ありがとう~」と歓声を浴びた。

 14日の千秋楽では、途中で1度つかえてしまったが、何とか弾ききった。それでも「千秋楽はノーミスで弾きたかったけど、できなかった…」と、連日の公演でかれた声で反省した。ファンから「大丈夫だよ~!」「良かったよ~」と歓声を浴びると、「ありがとうございます…」と頭を下げ、両手で涙をふいた。

 ライブは大まかに、序盤→ダンスナンバーゾーン→ユニット曲コーナー→生演奏ゾーン→終盤→アンコールの流れで行われた。ダンスナンバーゾーンでは、最新シングル「インフルエンサー」の乃木坂46史上最高難易度ダンスにも挑戦。終盤には、今月24日発売のアルバム「生まれてから初めて見た夢」収録曲の「思い出ファースト」を初披露した。

 全8公演で6400人を動員した。24万もの応募があり、40倍近いプレミアチケットとなった。千秋楽公演では、伊藤と日替わりでメインMCを務めた梅沢美波(18)が「8公演終えて、12人の絆も深まりました。一番思ったのが、ファンの皆さんに助けられてるということです。本当に感謝しています。ありがとうございました」と感謝。その上で「無事8公演完走できた私たちなんですけども、これからまだまだ上を目指しますので、皆さん、応援よろしくお願いします」とあいさつした。

 千秋楽のラストは、公演初のダブルアンコールだった。再登場した梅沢が、「ダブルアンコールとか、初めてだからうれしいです。ありがとうございます」と涙ながらに感謝。3期生にとって初めてのオリジナル曲、「三番目の風」を披露した。歌唱後、梅沢が「3期生だけで単独ライブができるって、当たり前のことじゃないし、恵まれた環境にいさせていただいているんだなって思います。はじめは不安だったけど、12人で頑張ってきてよかったなって今本当に思っています。ありがとうございました」とあいさつし、締めくくった。

 公演のセットリストは以下の通り。

 1、三番目の風

 2、ガールズルール

 3、夏のFree&Easy

 4、インフルエンサー

 5、ここにいる理由

 6、命は美しい

 7、制服のマネキン

 8、ダンケシェーン

 9、偶然を言い訳にして

 10、他の星から

 11、あらかじめ語られるロマンス

 12、せっかちなかたつむり

 13、悲しみの忘れ方

 14、何度目の青空か?

 15、きっかけ

 16、君の名は希望

 17、ぐるぐるカーテン

 18、裸足でSummer

 19、ロマンスのスタート

 20、おいでシャンプー

 21、思い出ファースト

 EN1、会いたかったかもしれない

 EN2、走れ! Bicycle

 EN3、乃木坂の詩

 DEN1、三番目の風

 

 ENはアンコール、DENは千秋楽のみのダブルアンコール。9~12曲目のユニット曲は、日によって順番が変化。アンコールのEN1、EN2の曲目も、公演ごとに「シャキイズム」「ハウス!」と「太陽ノック」「ロマンティックいか焼き」になることもあった。

最終更新:5/14(日) 20:57

日刊スポーツ