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グローバルGAP取得、五農の取り組み公開

Web東奥 5/14(日) 10:01配信

 全国の高校で初めて農産物生産の国際規格「グローバルGAP」を取得した青森県五所川原市の五所川原農林高校は本年度、取得までの取り組みを校外の農業、教育関係者らに公開する。同校は本年度、リンゴとコメに加え、新たにメロンの認証取得を目指している。12日の1回目の公開では、グローバルGAPチームの生徒たちが、資料を作成する様子を紹介、担当教諭が生徒たちの成長ぶりなど利点を説明した。
 取り組みの公開は、グローバルGAPの浸透・普及を図るとともに、同校への問い合わせが多いことから実施した。8月31日の2回目の公開では校内で模擬審査を実施、9月13、14日には第三者機関による実際の審査を公開する。
 この日の資料作成では、生徒28人がリンゴ、コメ、メロンの3グループに分かれ、本年度の認証取得に必要な項目をチェックしながらパソコンを操作した。
 また、資材置き場とビニールハウスの改善点チェックでは、澤田僚斗さん(生物生産科3年)がメンバーに気づいた点など意見を求めた。現場を見たメンバーは「蛍光灯がむき出しになっている。割れたら危ない。作物に混入の恐れもある」「箱が高く積まれているので危険」などと指摘した。生徒たちは今回気づいた点などを順次改善する。
 グローバルGAPチームのリーダー伊藤宗史さん(生物生産科3年)は「3年後の東京五輪の選手村で五農のコメや果物を提供することができたら」と期待を寄せた。山口章校長は「グローバルGAPに取り組んだ生徒の親から『一人の生産者として話すことができるようになった』と喜ばれた。生徒たちの成長ぶりを見ていただきたい」と話した。

東奥日報社

最終更新:5/14(日) 10:01

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