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G7、貿易で表現弱めた声明継続-米財務長官は保護主義の権利留保

5/14(日) 11:08配信

Bloomberg

13日に閉幕した主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で、各国財務相は世界貿易に関して表現を弱めた共同声明に同意した。米トランプ政権が引き続き、既存の経済秩序の見直しを迫っている。

イタリア・バリで開かれた同会議の声明は、「経済に対する貿易の貢献を強化することに取り組んでいる」と明記。保護貿易主義を回避するための明確な公約をしなかった3月の20カ国・地域(G20)財務相・中銀総裁会議の声明の文言を繰り返した。

ムニューシン米財務長官は会議後の記者会見で、「米国は保護貿易主義者になりたくないが、われわれは貿易が公平で自由でないと確信すれば保護主義的になる権利を留保する」と述べた。

G7各国は世界経済の回復は勢いが増しているものの、成長は依然緩やかで、リスクのバランスは下向きだとの見解で一致。声明は世界経済が長期にわたる緩やかな成長や拡大する格差に直面していることを認識し、金融政策が引き続き経済活動を支えるべきだとしている。通貨の競争的な切り下げを回避することも再確認した。

原題:G-7 Echoes Watered-Down Trade Language as Mnuchin Holds Firm (2)(抜粋)

Birgit Jennen, David Goodman, Alessandro Speciale

最終更新:5/14(日) 11:08
Bloomberg