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〔東京外為〕ドル、113円台前半=米指標低調などで下落(15日午前9時)

時事通信 5/15(月) 9:30配信

 15日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、低調な米経済指標や北朝鮮のミサイル発射などが嫌気され、1ドル=113円台前半に下落している。午前9時現在、113円27~27銭と前週末(午後5時、113円59~60銭)比32銭のドル安・円高。
 前週末の海外市場は、欧州時間はやや買い戻され、113円90銭台に上昇。米国時間の序盤は、米国の小売売上高などがさえない内容だったことから長期金利が低下、ドル円は112円20銭近辺まで下落した。中盤以降は米長期金利の低下が一服したため、総じて113円20~40銭でもみ合った。週明け東京市場の早朝は、14日の北朝鮮ミサイル発射が嫌気され113円付近へ軟化したが、その後は買い戻されている。
 前週末に発表された4月の米小売売上高や4月の米消費者物価指数コアは、いずれも市場予想に届かず、ドル円は売りが強まる格好となった。また、エバンズ・シカゴ連銀総裁が利上げに関して、インフレ率の先行きの不確実性が増せば、年内あと1回にとどめることもあり得ると述べたことや、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことも、ドル売り・円買い要因になっている。
 ドル円は弱材料が多く、「113円台でサポートされるか、下抜けるかを確認したい」(FX会社)との声が聞かれる。市場では「日経平均株価が想定以上に崩れると、112円80銭程度まで下落する可能性がある」(外為仲介業者)との見方も出ていた。
 ユーロは対円、対ドルで上昇。ユーロドルは低調な米指標を受けてショートカバーが優勢となった。午前9時現在、1ユーロ=123円78~78銭(前週末午後5時、123円40~40銭)、対ドルでは1.0927~0927ドル(1.0863~0863ドル)。

最終更新:5/15(月) 11:28

時事通信