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さいたま市長選 選挙サンデーに支持訴えも低投票率に懸念

産経新聞 5/15(月) 7:55配信

 7日に告示されたさいたま市長選(21日投開票)で「選挙サンデー」を迎えた14日、候補者3人はJR浦和駅や大宮駅などでそれぞれ支持を訴えた。争点が少なく論戦が低調の中、各陣営は「投票率が低いと現職有利になる」「選挙に行っていない若い人を取り込みたい」などと投票率アップを目指して活動を進めている。

 ◆中森福代氏  

 無所属で元自民党衆院議員の中森福代氏(67)が行ったJR大宮駅東口での街頭演説には、中森氏のイメージカラーのピンク色の帽子などを身につけた支援者ら約120人が集まった。中森氏は「市民の命を守るための市政をさせていただきたい」と熱く語った。

 ◆前島英男氏  

 無所属で元小学校教諭の前島英男氏(64)=共産推薦=はギターを手にJR大宮駅などで演説。「あったか先生の野外授業」と題して質問を受け付け、教え子の女性から待機児童と犬の殺処分の問題について問われると、「保育園の数が圧倒的に足りない。殺処分についてはなくすよう頑張る」と応じていた。

 ◆清水勇人氏  

 3選を目指す現職の清水勇人氏(55)のJR浦和駅での演説には、この日もさいたま市議らが応援に駆けつけた。清水氏は「成長戦略を描き、市民の皆さまが幸せを実感できる都市を次の10年で構築し、子供たちにつないでいく大変重要な選挙」と訴え、投票を促した。

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 低投票率が予想される中、清水氏の陣営関係者は「投票率が3割を切るという危機感がある」と厳しい表情。「一部の市民しか選んでいないと『民主主義としてどうなのか』という話になる。前回(37・98%)並みには上げたい」と意気込む。他の候補者の選対幹部は「現職に比べ新人は知名度が低い。投票率が上がってもらわないと当選は厳しい」と話した。(宮野佳幸)

最終更新:5/15(月) 7:55

産経新聞