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「適当に取材して一丁あがり!」なんて考えてないよな? オウンドメディアの取材記事は事前準備が9割【前編】

Web担当者Forum 5/15(月) 7:06配信

オウンドメディアで独自の取材記事を作るのは効果的だ。しかし、なかにはろくに準備もせずに雑な取材をしているメディアもある。

それが原因で「オウンドメディアの取材は質が低いから」と取材を受けたがらない企業もあるという。オウンドメディアに限らず、低品質の取材が続くと企業側も「取材を受けるのはやめておこう」となってしまうかもしれない。

そんな状況に危機感を覚える「経営ハッカー」編集長の中山氏と、フリーランス編集者の鈴木(アミケン)氏が、自身の失敗談を交えながら取材のノウハウについて対談した。

前編である本記事では、取材前の準備と、当日取材に入る前の心構えをテーマにお伝えする。

中山順司(経営ハッカー編集長)
2016年にfreee株式会社に入社。経営ハッカー編集長。24時間365日、オンオフの境界線なく常にコンテンツのことを考えては執筆する生活を送る。趣味はロードバイク。

鈴木健介(アミケン)
1977年 大阪生まれ。合同会社GX代表 / アミケン編集塾 塾長 / リクナビNEXTジャーナル編集デスクetc / オウンドメディア勉強会幹事 / PRSJ認定PRプランナー / 趣味:旅とサルサ

 

そもそも、企画がないインタビューは失敗する

[中山] 取材慣れしたライターさんや編集者さんには「そんなの常識だろう」かもしれませんが、経験のない人には「マジで?」という驚きが山ほどあるのが取材ですよね。取材されたことはあっても、したことがない人が大半でしょうから。

[鈴木] 私は「アミケン編集塾」を主宰していて、編集者を目指している人に向けてのノウハウを教えています。そこでも「そういう手順でやるんですね」って驚かれることがあります。

[中山] 取材って「準備」「当日」「取材後」の3つに分かれると思っています。一番大事なのが「準備」です。

[鈴木] 私は、取材準備はアポを取る前から始まると思っています。よくある失敗例だと、「〇〇さんをインタビューする」ということだけが決まっていて「何を聞くか」が決まっていないパターン。

インタビューはコンテンツ制作の1つの手法にすぎません。そもそも「どんなテーマなのか」「読者のどんな課題を解消したいのか」「何を伝えたいのか」が定まっているべきなのですが、順番がズレていることがありますね。

[中山] 「とりあえず有名人つかまえてきたから、あとはよろしく」みたいなパターンは困る。

[鈴木] 「で、何を聞くの?」「さあ? いい感じでお願い」みたいな。もうこれは失敗パターンです。本来は逆で、まずは企画ありきです。

 

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最終更新:5/17(水) 7:06

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