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台湾の独立主権国家宣言、蔡総統に求める=対日窓口機関元会長

中央社フォーカス台湾 5/15(月) 15:52配信

(台北 15日 中央社)台湾の対日窓口機関、亜東関係協会の元会長で、台湾安保協会名誉理事長の羅福全氏は15日、台湾の独立を目指す団体が開催した座談会に出席し、台湾は独立主権国家であると国際社会に宣言することが蔡英文総統の責任だと訴えた。

羅氏は、中国大陸が一方的に主張する「一つの中国」をめぐる「92年コンセンサス」を蔡総統が認めていないのを背景に、中国大陸側は国際社会において、一つの中国原則による台湾への脅迫ができない状況にあると指摘。この1年間、「台湾は中国に属さない」ということは国際社会では公認の事実になっているとし、足りないのは総統名義による世界に向けた宣言だけだと述べた。また、中国大陸による主権侵害を阻止する反併合法の制定を提案した。

座談会を開催した台湾独立建国聯盟の陳南天主席は、蔡総統が掲げる両岸(台湾と中国大陸)の「現状維持」に、中国大陸からの好意的な反応は得られておらず、反対に台湾の外交に圧力がかけられていると批判。公的な場で使われる呼称を「台湾」にする正名運動を積極的に展開する時期に来ているとし、「国際社会や国際組織に参加し、国連に加盟する時が来た」と語った。

(呂欣ケイ/編集:名切千絵)

最終更新:5/15(月) 15:52

中央社フォーカス台湾