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鈴木愛、“母への愛”で今季初V!ツアー通算4勝目/国内女子

サンケイスポーツ 5/15(月) 7:00配信

 ほけんの窓口レディース最終日(14日、福岡・福岡CC和白C=6308ヤード、パー72)3打差の首位から出た鈴木愛(23)=セールスフォース=が4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72で回り、通算7アンダーで今季初優勝。ツアー通算4勝目を飾り、サプライズで駆けつけた母・美江さん(46)へ、最高の母の日のプレゼントを届けた。キム・ハヌル(28)=韓国=は通算3アンダーの4位で3週連続優勝を逃した。

 鈴木が痛む膝や疲労にも負けず、最後まで笑顔を貫いた。2014年に下部ツアー「ラシンク・ニンジニアRKBレディース」で優勝した得意コースで、再び頂点に立った。

 「昨日も辛かったけど、今日も疲労が残ってて。18番まで気が抜けなかったですね」

 初日のサスペンデッドにより、2日目は計30ホールを回った。この日は一時は後続に1打差まで詰められるなど不安定なラウンド。7番から2連続ボギーをたたき、「駄目なのかな」と弱気になったが…。小畑貴宏キャディーから「インコース(後半)が勝負だから頑張ろう」と励まされ「笑顔の方がいいことあるかも」と気持ちを切り替えた。

 12番(パー3)では実測144ヤードから7Iでピン10センチにピタリ。そして迎えた14番(パー4)。うれしいサプライズが待っていた。ふと見ると、ギャラリーに交じって母・美江さんの姿があった。「来ないと言っていたのに…」。所用で訪れていた香川県から急遽(きゅうきょ)駆けつけ、後半から観戦していたのだ。その14番は、1・5メートルにつけてバーディー。勢いを加速させた。

 「母の日ということを忘れていました。これから欲しいものを聞きます、今回は賞金がいっぱいあるので」と娘はおどけたが、母は「はらはらしたけど、来たかいがあった。優勝が一番うれしい」と目を細めた。

 獲得賞金は日本勢トップの2位に浮上した。次週は昨年優勝した「中京テレビ・ブリヂストン・レディース」。「ケアをして備えたい」と連覇へ向けて意気込んだ。

最終更新:5/15(月) 8:46

サンケイスポーツ