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中国、金融市場の安定維持が可能=李克強首相

ロイター 5/15(月) 8:46配信

[北京 14日 ロイター] - 中国の李克強首相は14日、中国は自国の金融市場の安定を維持することが可能だと述べ、金融の安定性と緩やかなレバレッジの解消、着実な経済成長のバランスを取っていく方針を示した。

国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事との会談での発言。同専務理事は14─15日に北京で開催するシルクロード経済圏構想「一帯一路」の国際会議出席のため、中国を訪問中。

中国外務省が発表した声明によると、李首相は、穏健な金融政策が維持され、人民元は基本的な安定が保たれるとも述べた。

中国の最高指導部は、金融リスクと資産バブルの抑制を今年の最優先課題に挙げる一方で、経済成長を阻害しないよう、慎重な政策運営を行っている。

IMFは昨年10月、中国の信用の伸びは世界的な標準から見て「非常に速い」と指摘した上で、包括的な戦略を講じて債務問題に対処しなければ、銀行危機が発生したり、経済成長が急減速したりするリスクがあるとの認識を示した。

ラガルド専務理事は李首相との会談で、中国の経済成長ペースは心強く、国際的な経済協力と多国間の取引システムを支援していると指摘。中国の金融システムが堅実かつ効果的に管理されていることにIMFは満足していると述べた。

最終更新:5/15(月) 8:46

ロイター