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さよなら尾道駅舎 125年ぶり建て替え、感謝イベント盛況

産経新聞 5/15(月) 7:55配信

 15日で営業を終えるJR尾道駅の現駅舎に感謝するイベントが14日、駅と周辺で催された。駅前の広場では午前中から夕方まで、地元の高校、大学生や社会人グループが音楽やダンスを披露。訪れた市民や観光客らが、100年以上親しまれてきた駅舎との別れを惜しんだ。

 現駅舎は、明治24年11月に当時の山陽鉄道が尾道まで延伸された際の建物がベース。増改築を繰り返して新築時の面影はほとんど残っていないが、いったん取り壊しての新築は、125年ぶりの今回が初めてとなる。

 「ありがとうイベント」は市やJR西日本などの主催。演奏などのほか、駅舎や16日から使われる仮駅舎では、明治から昭和にかけての写真展示、駅員らによる鉄道クイズなども行われた。まもなく取り壊しが始まる駅舎の壁にメッセージを記す“駅公認の落書きコーナー”も設けられ、「思い出をありがとう」「125年間お疲れ様でした」「新しくなってもよろしく」といった言葉が書き込まれた=写真。

 新駅舎は、建て替えの総工費約17億円全額をJR西日本が負担し、来年夏に開業する予定。大規模ターミナルの京都駅や大阪駅を除くと、同社が全額負担で駅舎を建て替えるのは初めてという。

最終更新:5/15(月) 7:55

産経新聞