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浦和、6発で再奪首!暴言騒動&3連敗のモヤモヤ払しょく

サンケイスポーツ 5/15(月) 7:00配信

 明治安田J1第11節(14日、デンカビッグスワンスタジアムほか)6点爆勝で首位奪回!! 浦和が、日本代表DF槙野智章(30)の今季初ゴールなどで新潟に6-1で圧勝した。公式戦3連敗で3試合連続無得点という悪い流れを最高の形で払しょく。勝ち点を22に伸ばし、首位に返り咲いた。G大阪は札幌を2-0で下し、同22で得失点差の2位に浮上。けが人続出の鹿島は神戸に1-2で敗れ、同21のままで4位に転落した。

 ド派手なガッツポーズの後、“受話器ポーズ”で喜びを爆発させた。チーム3点目を決めたDF槙野が、興奮気味に振り返った。

 「あの形は15歳のときからやってるプレー。狙い通りのゴールだ!」

 前半31分。右FKからMF柏木がゴール前へフワリ。槙野が“ライダーキック”で飛び込み、右足で合わせた。広島ユース時代から培ってきた2人の絶妙なコンビネーション。11日が30歳の誕生日。三十路初ゲームで今季初ゴールを挙げる“お祭り男”の本領発揮だ。

 4月30日に大宮に0-1、5月4日も鹿島に0-1で敗れ、リーグ戦2連敗。10日のACLではFCソウルにも0-1…。鹿島戦では2試合出場停止処分となったDF森脇の“舌禍事件”もあった。この日も前半2分に失点し、イヤ~な0-1からのスタート。だが、同6分にFW武藤が左足で押し込み同点とすると、怒涛(どとう)のゴールラッシュ。前半での5得点はリーグ戦では1996年8月31日の広島戦(駒場)以来。4月7日の仙台戦(埼玉)で7-0圧勝したように、“確変状態”でゴールを量産した。

 この日は母の日で、槙野の狙い通りだった。毎年、母・令子さん(58)=広島市在住=に花を贈るが「昨年までは造花。でも、母が毎日水をあげているって聞いて…。感謝を込めて今回は5万円ぐらいの生花を贈りました」。ゴール後には母に電話するゴールパフォーマンス。「『きょうゴール決めたよ』って言いたかったんだ」と孝行息子の笑みが弾けた。

 公式戦3連敗の悪夢を最高の形で払り払い、首位に返り咲いた。ただ、ペトロビッチ監督は「内容には満足していない。もっと落ち着いてサッカーをしないと」。勝って兜の緒を締める。浦和が2006年以来のリーグ優勝へ、また一つギアを上げた。

最終更新:5/15(月) 17:28

サンケイスポーツ