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トラック新車ラッシュ、燃費など改善 9月の重量車排ガス規制強化前に

SankeiBiz 5/16(火) 8:15配信

 三菱ふそうトラック・バスは15日、大型トラック「スーパーグレート」を21年ぶりに全面改良して発売した。燃費性能を最高15%改善したほか、左折時の巻き込み事故を抑える機能を搭載するなど安全性も強化。トラック業界は9月にディーゼル重量車の排出ガス規制の強化を前に、新車の投入が相次いでいる。

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 スーパーグレートは新開発のエンジンを搭載し、排気量は10.7リットルと7.7リットルの2種類。GPSや地図情報を活用して最適なギア段数を選択する自動制御機能などを採用し、燃費を改善した。

 また、車内の運転手の居眠り防止や、左折時にレーダーで自転車などの存在を警告するシステムを一部モデルに標準装備した。運転手不足などが深刻化する中、「誰でも安全に運転できる」(マーク・リストセーヤ社長)

 代表的な25トン車の最上級モデルは2105万2440円(荷台部分の架装なし)。年1万2000台の販売を計画する。

 日野自動車も22日に、大型トラック「プロフィア」を全面改良して発売する。衝突被害を軽減するブレーキを充実し、車両に加えて歩行者の検知を可能にした。いすゞ自動車は2015年に大型トラック「ギガ」を全面改良し、新規制に対応している。

 国土交通省によると、9月から車両総重量が7.5トン超のディーゼルの新車(牽引(けんいん)車除く)は、1キロワット時当たりの排ガス中の窒素酸化物(NOx)の平均値が0.7グラム以下から0.4グラム以下などに強化される。

最終更新:5/16(火) 11:18

SankeiBiz