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【ベトナム】キズナ、第3レンタル工場建設へ

NNA 5/15(月) 11:30配信

 ベトナム南部ロンアン省で中小企業向けKIZUNA(絆)レンタルサービス工場を運営する地場KIZUNA JV社は、ホーチミン市郊外で第3工場となるKIZUNA3の開発に入る。早ければ来年7月にも一部区画で引き渡しを開始し、南部の大企業のサプライヤーや、大消費地ホーチミン市に加工食品を提供するメーカーなどの受け入れを進める。同社のチャン・ズイ・ブー副社長が明らかにした。
 工場面積は3万平方メートル規模で、ロンアン省タンキム工業団地内にある第1・第2工場と合わせて合計で10万平方メートル程度になる。1平方メートル当たりのレンタル料金は、管理費などを含み月5米ドル(約570円)前後と第2工場とほぼ同程度を見込む。
 2015年半ばに完売した第1工場は、日系企業が19社と約6割を占める。第2工場は15年後半に売り出した。日本からの対ベトナム外国直接投資(FDI)の鈍化を受けて、日系は11社と全体の4分の1弱だが、サムスン電子のサプライヤーなど韓国系が14社に増え、約1年半で全区画が契約済みとなった。
 第1・第2工場の最大の強みは、「ホーチミン市7区から車で25分程度という近さ」(ブー副社長)。ホーチミン市の市場に供給する日系食品メーカーのほか、欧米系の地ビール工場や地場焼き肉レストランのセントラルキッチンなども入居する。また中小企業が生産に集中できるよう操業までの許認可手続きや人事総務業務の代行も手掛け、日本人や韓国人スタッフも置いている。第3工場も7区からアクセスが良い立地に整備する。
 日本からのFDIは伸び悩んでいるが、ブー副社長は「日越の友好関係やベトナムの投資受け入れ環境の改善を考えればまた増える」と期待する。第3工場でも引き続き「効率的な投資環境の整備を目指す」としており、日系を中心とした外資系企業の誘致に取り組む。

最終更新:5/15(月) 11:30

NNA