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石油元売り大手3社 17年3月期 3年ぶり最終黒字に転換

SankeiBiz 5/16(火) 8:15配信

 JXTGホールディングス(HD)など石油元売り大手3社の2017年3月期連結決算が15日出そろい、3社とも最終損益が3年ぶりに黒字転換した。原油価格の下落傾向が収まり、各社が備蓄している原油の在庫評価が上がったことで多額の評価損を計上した前期から大幅に改善した。

 旧JXHDの最終損益は1600億円の黒字(前期は2785億円の赤字)。在庫評価益はJXが1400億円、出光興産が331億円、コスモエネルギーHDは394億円だった。

 一方、ガソリン需要減で石油製品の販売量が減り、売上高はJXと出光が減収となった。

 旧東燃ゼネラル石油の業績と併せたJXTGHDの18年3月期の通期業績予想は経営統合効果などを見込み、売上高が10兆円、最終利益は2000億円とした。

 足元の原油価格は米国のシェールオイル増産の影響もあり、1バレル=40ドル台後半で推移している。だが、石油輸出国機構(OPEC)など主要産油国が1月から実施している協調減産を7月以降も延長する可能性が高まっていることなどから、3社とも18年3月期の想定原油価格を50ドルに設定した。

最終更新:5/16(火) 8:15

SankeiBiz