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<詐欺対策>ATMからの高齢者の振り込みを制限 百十四銀

毎日新聞 5/15(月) 9:13配信

 百十四銀行(高松市)は、還付金詐欺を防ぐため、高齢者による現金自動受払機(ATM)からの振り込みを29日から一部制限する。対象は70歳以上。キャッシュカードによる振り込みで還付金詐欺が疑われると、ATMでの取引が自動的に停止。その場合は窓口で対応する。具体的な停止基準は公表していない。【潟見雄大】

 市役所の職員や銀行員をかたり、医療費などの還付金名目で高齢者に金を振り込ませる詐欺が増加しているといい、営業統括部は「お客様の大切な預金を守るための対応。理解してほしい」とする。

 また、香川銀行(高松市)も今月、高齢者のATMでの振り込みの一部制限を始めた。過去1年間にキャッシュカードでの振り込みのない70歳以上が対象。詐欺被害でないことが確認できれば、ATMでの操作を再開できる。窓口での振り込みはできる。

 広報担当者は「還付金詐欺や振り込み詐欺からお客様の預金を守るために実施する」としている。

 県警生活安全課によると、県内での還付金詐欺事件は2015年に19件発生、16年は33件に悪化した。被害総額は約1216万円から約2880万円に増えた。垣見真博次長は「全国的にも被害が広がっている。不慣れなお年寄りが被害に遭いやすいため、県警からも働きかけている」と話す。

最終更新:5/15(月) 9:13

毎日新聞