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大谷獲り、レンジャーズが“奇襲” メジャー他球団歯ぎしり、負けじとスカウト殺到

夕刊フジ 5/15(月) 16:56配信

 メジャーによる二刀流争奪戦が熱を帯びつつある。12日の日本ハム-ロッテ戦(東京ドーム)の試合前、日本ハムベンチにはメジャー球団のスカウトたちが目の色を変えて殺到した。

 前日11日にレンジャーズのジョン・ダニエルズGM(39)がジョン・ボイドGM補佐らとともに千葉・鎌ケ谷市の日本ハム2軍施設を電撃訪問。表向きはファーム施設などの視察だが、実際の目的が同施設で左太もも肉離れのリハビリ中の大谷翔平投手(22)であることは明白だ。

 「アジア担当のスカウトではなく、いきなりGM自らが、試合ではなくリハビリの様子を見に足を運んだというのは何よりもアピールになる。大谷への印象付けとしては有効」と他のメジャー球団関係者は指摘する。

 レンジャーズに一本取られた格好のライバル球団はこの日、東京ドームにカブス、レッドソックス、アストロズの国際スカウトらが集結。日本ハム側も、過去にパドレスとタイガースの2球団でGMを務めた経験を持つランディ・スミスGM付シニアアドバイザー兼メジャーリーグスカウトディレクターや島田利正球団代表が対応。一塁側ベンチ前は英会話が飛び交い、にわかに国際色豊かな様相を呈した。

 ア・リーグ球団関係者は「レンジャーズにはやられたよ。いまから他球団が幹部を視察に動かしても二番煎じになってインパクトに欠ける。レンジャーズは昔からああいうやり方がうまいんだ」と歯がみする。

 かつて花巻東高時代の菊池雄星投手(25)がメジャー挑戦か日本球界入りかで注目されていた時期に、いち早く同校をアポなしで訪問し関係者に絶大なインパクトを与え、その後に行われた面談では現役大リーガー左腕のデレク・ホランド投手(現ホワイトソックス)を同席させるサプライズを演出した。

 日本ハムOBのダルビッシュを擁するレンジャーズの動きに要注目だ。 (片岡将)

最終更新:5/15(月) 17:06

夕刊フジ