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<感謝イベント>尾道駅舎 解体前に地元住民ら別れ惜しむ

毎日新聞 5/15(月) 9:19配信

 駅舎の建て替えに伴い、今夏から解体が始まるJR尾道駅(広島県尾道市東御所町)で14日、感謝イベント「ありがとう、尾道駅舎」が開かれた。地元住民や鉄道ファンらが、長きにわたって愛されてきた駅舎との別れを惜しんだ。

 駅舎では、外壁に思い出やねぎらいの気持ちを自由に書き込めるコーナーが設けられ、子供らが「おつかれさまでした」「ありがとう」などとペンで記した。月に1度程度、駅を利用するという地元の主婦(67)は「さみしいですが、旅先から戻ったら、ほっとするような新駅舎に生まれ変わってほしい」と話した。駅前広場では、尾道ベッチャー太鼓の演奏や地元大学生によるダンスの披露、駅舎の変遷を紹介するパネル展もあった。

 1891年の開業時に建てられ、改装を重ねてきた現駅舎は、今月15日限りで運用を終え、16日から仮駅舎に移る。新駅舎は鉄骨2階建てで、延べ面積が2150平方メートルと現在の2.5倍に。2階に尾道水道を見晴らす展望デッキが設けられ、ホテルやレンタサイクル店が入る。今夏に着工し、2018年夏ごろ開業する予定。【渕脇直樹】

最終更新:5/15(月) 10:17

毎日新聞