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米電力会社、WHに関する東芝の債務保証に上限設定で合意=関係筋

ロイター 5/15(月) 9:24配信

[ウィルミントン(米デラウェア州)/ニューヨーク 14日 ロイター] - 東芝<6502.T>の米原発子会社ウエスチングハウス(WH)に原子炉新設を発注しているジョージア州ボーグル原発の運営会社などは、WHに関する東芝の債務保証に上限を設けることで合意した。事情に詳しい複数の関係者が14日に明らかにした。

合意では、同原発に関する東芝の債務保証は約36億ドルとされ、3年以上かけて支払うことが可能としている。関係者によると、合意はまだ最終的なものではない。

ボーグル原発は米電力会社サザン<SO.N>が主導して運営。WHはボーグル原発とサウスカロライナ州のVCサマー原発向けに建設中の原発4基のコストが想定を大幅に超過したことから経営難に陥り、3月に米連邦破産法11条の適用を申請している。

関係者によると、サザンなどとの最終合意の行方は、VCサマー原発を運営する電力会社スキャナ<SCG.N>などが東芝と同様の合意に達するかどうかに左右されるという。

東芝とWHはコメントを差し控えた。スキャナはコメント要請に現時点で応じていない。

サザン傘下のジョージア・パワーの広報担当ジェイコブ・ホーキンズ氏は「われわれは東芝の支払い義務について、36億8000万ドルの親会社保証を基に取りまとめるために引き続き協議している」と述べた。「親会社保証を含め、WHと東芝に支払い義務を果たさせるために必要な全ての措置を講じる」とした。

最終更新:5/15(月) 9:24

ロイター