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誓い 節目の年 平和訴え 5・15県民大会

5/15(月) 11:05配信

琉球新報

 沖縄の日本復帰から45年を経た今も過重な基地負担を強いる政府。米軍普天間飛行場の移設に伴い、名護市辺野古の大浦湾では、着々と新基地建設の作業が進む。その作業の様子が見渡せる名護市瀬嵩の海岸で、「5・15平和とくらしを守る県民大会」が14日、開かれた。県内外から参加した約2200人(主催者発表)は、政府が進める基地建設や改憲、共謀罪法案などの動きに抗議の拳を突き上げた。


 海上ではカヌー約15艇と抗議船が「海を壊すな」などのプラカードを掲げ、瀬嵩海岸近くまで接近して大会参加者と手を振り合って連帯を確認した。

 雷雨の中で約1540人が平和行進をした13日から一夜明けた県民大会。大会前には雨は上がり、曇り空の下で始まった。家族4人で埼玉県越谷市から集会に参加した齋藤知春(ちはる)さん(36)は「本土から来ると『考えようね』で終わることがほとんど。本土でも連帯して行動を起こさないといけない」との意を強くした。

 集会終盤の正午前、曇り空から一転、晴天となり強い日差しが降り注ぐ中、瀬嵩から大浦湾沿いを約2キロ歩く平和行進が行われた。

 梅雨の時期特有の高い湿度に包まれ、参加者は汗を拭いながら、建設予定地の海上に浮かぶ支柱付きの浮具(フロート)や、大型クレーン船などの作業船を横目に「辺野古新基地建設反対」とシュプレヒコールを繰り返した。

 名護市から参加した宮城保さん(68)は「なぜ沖縄にこんな理不尽なことをするのか。許されない」と強く憤慨した。

琉球新報社

最終更新:5/15(月) 11:05
琉球新報