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ユーヴェ、ローマに敗れ6連覇決定ならず インテルは4連敗/セリエ

ISM 5/15(月) 12:40配信

 イタリア・セリエAは現地時間14日(以下現地時間)、第36節の残り8試合が行なわれ、首位ユヴェントスは敵地で2位ローマに1対3と敗れた。

 勝利すれば前人未到のリーグ6連覇が決定する状態で、敵地に乗り込んだユヴェントスはディバラをベンチスタートとするなど、一部の主力を温存。21分にはレミナのゴールで先手を取る。

 しかし、その4分後にシュートのこぼれ球をデロッシに押し込まれて同点に追いつかれると、56分にエルシャーラウィに逆転ゴールを献上。65分にはナインゴランに決定的な3点目を奪われ、その後ディバラを投入したもののゴールは奪えず、1月のフィオレンティーナ戦以来となるリーグ戦での黒星を喫した。

 この結果、勝ち点85の首位ユヴェントスとローマの差は残り2試合で4ポイントに縮まり、ユヴェントスの優勝は次節に持ち越しとなった。ユヴェントスの相手は下位に沈むクロトーネ、ボローニャとの対戦となっている。アッレグリ監督は「常に最高の状態でいることはできない」「我々は可能な限り冷静を保たなければいけない。目標を達成できるはずだ」と、優勝への自信を強調した。

 一方、4カ月ぶりに王者に土を付けたローマのデロッシは、「大きな勝利だ。ナポリとの差を保つことができたからなおさらね」とコメント。「とても多くの困難があった」「うれしいよ。現実的にならなければいけないが、挑戦を止めてはいけない」と、最後まで戦い続けるとの意気込みを表している。

 3位ナポリは9位トリノに5対0と大勝。7分にカジェホンのゴールで先制すると後半はゴールラッシュ。インシーニェ、メルテンスがゴールを奪うと、76分にはカジェホンがこの日自身2点目を決め、ジエリンスキーがダメ押し、リーグ戦10試合無敗を達成した。ナポリはローマと1ポイント差を保っている。

 長友佑都所属の7位タイのインテルは、ホームで14位サッスオーロに1対2と敗れた。長友は先発し、ハーフタイムに交代している。

 ピオリ前監督を解任し、ヴェッキ暫定監督で臨んだインテルだが、相手に2点を先行される苦しい展開に。70分にエデルが1点を返すも、反撃はここまで。リーグ戦4連敗で、3月以降8試合白星がないインテルは、ヨーロッパリーグ出場の可能性が消滅した。

 不甲斐ないチームに怒る「ウルトラス」と呼ばれるサポーターは、まだ0対0だった試合開始25分にスタンドを離席。「お前たちは応援するに値しない。今日は挨拶をしに来た。我々はランチを取るために退出する」と書かれたバナーを残していった。そのほかのサポーターたちも、「ウルトラス」の行為に拍手を寄せている。

 守護神ハンダノヴィッチは「ファンのことは理解できる」「僕が来て5年だけど、いつも同じ状況だ。ファンは正しい。インテルは5年間も7位や8位じゃダメなクラブなんだ。忍耐もそう長くは続かない。僕がここに来てから今が最悪の時期だ」と肩を落とした。

 一方、残留争いでは、18位クロトーネがホームで11位ウディネーゼに1対0と勝利。16位ジェノアはすでに降格が決まっている19位パレルモに敵地で0対1と敗れた。17位エンポリも敵地で13位カリアリに2対3と黒星を喫した。この結果、勝ち点33のジェノアと同32のエンポリに、同31のクロトーネが重圧をかけている。

 そのほかの試合では、15位ボローニャがホームで最下位ペスカーラに3対1と勝利。16位サンプドリア対12位キエーヴォは1対1のドローに終わった。(STATS-AP)

最終更新:5/15(月) 12:40

ISM