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坊っちゃん劇場が東京公演へ 9月の漱石山房記念館開館に合わせ

産経新聞 5/15(月) 7:55配信

 夏目漱石(慶応3-大正5年)の生誕・終焉の地である東京都新宿区に9月、区立「漱石山房記念館」がオープンする。これに合わせ、愛媛県東温市の「坊っちゃん劇場」で上演中のミュージカル「52days~愚陀佛庵(ぐだぶつあん)、二人の文豪~」が同区で上演されることが決まった。同劇場の東京公演は初めて。

 漱石山房記念館は9月24日に開館する。漱石が晩年の9年間を過ごした「漱石山房」の跡地に建設中で、地上2階、地下1階、延べ床面積約1276平方メートル。漱石の草稿や書簡、俳句、書画などのほか、家族や周辺の人々、生涯を紹介するパネルや映像など約130点が展示される予定。

 坊っちゃん劇場の「52days」は松山中学校の英語教師として松山市に赴任した漱石の下宿「愚陀佛庵」に、帰省した正岡子規が転がり込み、52日間共同生活をしたことにもとづく物語。生涯にわたって深い友情を結び、日本の近代文学の礎を築く子規と漱石の青春時代をユーモアたっぷりに描いている。宝塚歌劇団(兵庫県)の石田昌也理事が脚本、演出を手がけた。

 東京公演は9月27、28日の両日で、新宿文化センターで計3回上演される。同劇場の今村晋介支配人(37)は「地方文化の底力に驚いていただきたい」と話した。

最終更新:5/15(月) 7:55

産経新聞