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<ドイツ>州議会選でメルケル首相の政党が第1党

毎日新聞 5/15(月) 10:13配信

 【ベルリン中西啓介】ドイツ西部ノルトライン・ウェストファーレン州議会選が14日投開票された。独メディアはメルケル首相の政党キリスト教民主同盟(CDU)がクラフト州首相率いる社会民主党を破り第1党になったと伝えた。

 今回は連邦議会総選挙(9月)の最後の前哨戦。長年、社民党が支持基盤にする州での勝利は、首相4期目を目指すメルケル氏にとって大きな後押しになりそうだ。

 同州は人口最多州で、州都デュッセルドルフには日本企業が進出するなど欧州経済の拠点地域。2010年から州首相を務めるクラフト氏は社民党副党首も兼任し、全国区の知名度を誇っている。

 選挙では州内に活動拠点があるイスラム過激派対策など治安問題が主な争点になった。当初は社民党が優勢と見られていたが、防犯カメラによる監視など治安対策強化を訴えたCDUが終盤に追い上げた。

 CDUは難民危機以降、人道的な難民受け入れ姿勢を貫いてきたメルケル氏への批判から、保守層の支持離れに苦しんだ。だが、今回の選挙を含め今年に入り州議会選で3連勝したことになり、党勢の順調な回復を印象づけた。

最終更新:5/15(月) 10:32

毎日新聞