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【全日本】石川修司 憧れのJ鶴田魂で王座奪取だ

5/15(月) 16:45配信

東スポWeb

 巨人・石川修司(41)が14日、全日本プロレスの3冠ヘビー級王座奪取にかける熱い思いを明かした。21日の後楽園ホール大会で王者・宮原健斗(28)に挑戦するインディ界の巨人は、憧れだった故ジャンボ鶴田さん(享年49)の雄姿に自分を重ね合わせ、千載一遇のチャンスへ気持ちを高めているという。

 全日本のシリーズ移動日となったこの日、石川の目は1週間後に迫った3冠戦だけに向けられていた。引き締まった表情を見せるや「(宮原は)試合内容もマイクも含めてお客さんを満足させている。近年のチャンピオンらしいチャンピオン。尊敬しているけど、強さという面では別。自分が一番強いと証明したい」と語気を強めた。

 春の祭典「チャンピオン・カーニバル」を初制覇した勢いで王座挑戦を決めた。しかも前哨戦は2連勝中。13日の滋賀・東近江大会では未遂に終わったものの、王者を担ぎ上げて完成目前の秘技「宮原殺し」を披露しようとするなど、準備は整っている。

 気持ちが高まっている理由もある。くしくも13日は2000年に死去した鶴田さんの命日。身長197センチ、体重130キロだった鶴田さんは、ほぼ同体形の石川(195センチ、130キロ)にとって憧れの存在だった。岩手・奥州市出身の石川は、小学校時代に唯一地元にあった地上波放送で全日本の中継を目にすると、一瞬でそのファイトスタイルに魅了された。

 当時、友人に編集してもらった「ジャンボ特集」のビデオをすり切れるまで見て、イメージを膨らませた。特に好きだったのが、当時若手だった四天王(故三沢光晴さん、小橋建太、田上明、川田利明)相手に、高い壁として立ちはだかった時代だ。「あの時が一番。鶴田さんは最強だと思った。ボクが見せたいのは、ああいう強さ。(王者より)キャリアは上ですし」。この時から鶴田さんは別格の存在だ。

 宮原とは歩んできた道のりや置かれた立場は違う。それでも鶴田さん同様、キャリアでは後輩にあたる王者を、強引に力でねじ伏せるつもりだ。「鶴田さんの姿に近づきたい」。命日に際して思いを新たにした石川は、初代王者にも君臨した“怪物”に変身を遂げて3冠奪取を狙う。

最終更新:5/15(月) 16:45
東スポWeb