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<小さな巨人>好調の理由は? 「半沢直樹」と似て非なる魅力

5/16(火) 11:00配信

まんたんウェブ

 俳優の長谷川博己さんが主演を務めるTBS系の日曜劇場「小さな巨人」(毎週日曜午後9時)の第5話が14日に放送され、平均視聴率は13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)を記録。初回でマークした13.7%を上回り、自己最高を更新した。数々のヒット作を生み出してきた同局の人気ドラマ枠「日曜劇場」で、プロデューサーは「半沢直樹」「下町ロケット」の伊與田英徳さんが務めていることから放送前から注目度が高かった今作。これまで視聴率が13%を下回ったのは4月30日に放送された第3話のみと好調をキープしている。その理由に迫った。

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 ◇14日放送で第1部「芝署編」が完結

 ドラマは、警視庁の捜査1課長を目指してまい進していたエリート刑事が、あるミスで出世街道を外れ所轄へと左遷されるも、持ち前の捜査能力と事件解決への執念、そして意地やプライドを武器に警察組織の中で奮闘する姿を描くオリジナル作。「日曜劇場」初主演となる長谷川さんが主人公の刑事・香坂真一郎を演じ、香坂の最大の敵と目され、高卒ノンキャリアでたたき上げの警視庁捜査1課長・小野田義信役で香川照之さん、小野田の運転担当で、東大卒ながらノンキャリアの道を選び、捜査1課長を目指す刑事・山田春彦役で岡田将生さんが出演。物語は14日放送の第5話をもって第1部「芝署編」が完結した。

 ◇警察版「半沢直樹」にどんでん返しとヤキモキ感をプラス

 「半沢直樹」との共通点は、プロデューサーの伊與田さんをはじめ、脚本家の八津弘幸さんに演出家の福澤克雄さん(「小さな巨人」では監修)らスタッフ、小野田役の香川さんや警務部監察官・柳沢役の手塚とおるさん、捜査1課係長・藤倉役の駿河太郎さんといったキャスト、2部構成、巨悪との対決構造、敵を徹底的にやり込めようとする主人公の姿勢や“よくできた嫁”まで、枚挙にいとまがなく、今作を“警察版・半沢直樹”と見る向きもある。

 一方、「半沢直樹」と比べると、最後にきっちりと正義が勝つという爽快感は最小限にとどまり、水戸黄門的な勧善懲悪の世界観からはほど遠く、グレーゾーンが幅を利かせている。よくも悪くも毎回“どんでん返し”が用意され、今のところ香坂が敵にある意味“勝ち切る”ことができず、この手の作品の主人公らしからぬ少々無様(ぶざま)な姿をさらしているのも大きな特徴。この“ヤキモキ感”がクセになるという視聴者も多いようだ。

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最終更新:5/16(火) 12:28
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