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【三菱ふそう スーパーグレート 新型】「新しい価値をご提供したいという一心で開発」

レスポンス 5/15(月) 16:00配信

三菱ふそうトラック・バスは5月15日、21年ぶりにフルモデルチェンジした大型トラック『スーパーグレート』を発表した。新型車は安全性、経済性、快適性そしてコネクティビティが開発の柱になっているという。

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三菱ふそうセールスジャパンの丹野誠販売統括部長は同日、千葉・浦安市で開いた発表会で「21年ぶりのフルモデルチェンジ。この間、お客様が抱えている様々な課題、ドライバー不足、高齢化、また安全対策や労働環境の改善、もちろんコスト低減、こういった課題に私達は何とかしてお応えしたい。そしてお客様の先を読んで、そして新しい価値をご提供したいという一心で開発にあたってきた」と述べた。

その上で「三菱ふそう、ダイムラーが長年培ってきた経験とノウハウ、そして最先端の技術を投入して誕生したのが新型スーパーグレート。まぎれもなく私ども、ふそう史上最高のクルマと確信している」と強調した。

新型スーパーグレートの開発テーマのうちの安全性では、新たな安全装備が数多く採用されている。そのひとつが左折時の巻き込み防止をサポートするアクティブ・サイドガード・アシストで、左折時に死角となる車両左側部分を中心に2つミリ波レーダーで監視し、歩行者や自転車を認識するとランプ点灯や警報ブザーで知らせる機能。

「左折による交通事故は全体の第3位。ドライバーに目と耳を通して注意喚起を行い、安全な左折をサポートし、この事故防止を図る」と丹野部長は解説する。

またアクティブ・ブレーキ・アシスト4は「次期安全規制をクリアした衝突回避を目的としたブレーキシステム。これにより歩行者へのセンシングもできるので、歩行者への衝突被害軽減も実現している」という。

経済性に関して丹野部長は「エンジン本体の改良はもとより、排気ガス後処理装置にも大きな改良を加えるなどして最大15%の燃費を改善。また各種コンポーネントのメンテナンス性能を見直し、最大20%のメンテナンスコストの削減、そして徹底的な軽量化による8%の積載量増。さらには、お客様のおクルマを止めないを合言葉に整備時間の圧縮に取り組み、稼働時間の増といった経済性により、お客様の輸送効率のアップをサポートさせて頂く」とした。

このうちエンジンは「ダイムラーと共同開発した2種類の7.7リットル、10.7リットル」にダウンサイズされ、これに全車にクラッチペダルの無い12速AMTを採用することで、低燃費とドライバーの負担軽減を両立している。

さらにGPSと3D地図情報で道路勾配を予測して最適なアクセル開度やギア段を選択するパワートレイン3D予測をオプション設定、これも燃費の改善に寄与しているという。

一方、快適性について丹野部長は「あらゆる年代のドライバーの方、女性ドライバーや経験の浅いドライバーの方にも運転のしやすい、疲れにくい、そして快適な運転空間を提供する」とし、具体的には「ステアリングから手を離さずに手元で操作ができるステアリングスイッチ。シートベルトの上下振動の不快感、締め付け感から解放するベルトインシート。あるいはエアサスシートで運転時の疲れの軽減を図っている」と紹介。

その上で「こうした数々の快適な装置、操作性の高い機能により、お客様の活力ある、安全な職場造りをサポートさせて頂けると確信している」と述べた。

《レスポンス 小松哲也》

最終更新:5/22(月) 17:06

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