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阪神 打率低空飛行の若トラにモーレツ尻叩き

東スポWeb 5/15(月) 16:45配信

 首位・阪神が14日のDeNA戦(横浜)を4―2で制して貯金を「10」に伸ばした。和田前監督時代の2014年8月21日以来となる2桁貯金に到達。まさにイケイケ状態の猛虎だが、油断はできない。この日も福留が決勝打を放つなど、目立っているのはベテランばかりとあって、首脳陣は波に乗れない若虎に猛烈な“尻叩き”で奮起を促している。

 またしてもベテランが試合を決めた。同点で迎えた9回、4番・福留が無死一、二塁のチャンスでDeNA守護神・パットンから勝ち越し打。初回と6回に迎えた得点圏でいずれも凡退した主将は「チャンスで打ててなかったので何とか一本出てよかった。明るくて良い雰囲気でやっているので続けていきたい」と笑顔を見せた。

 ベテランの一打で34試合目にして貯金10とした猛虎だが、安閑とはしていられない。さらに加速するため、首脳陣が若手の尻を叩いているという。「活躍できていない若手には福留、糸井、鳥谷3人の打率を見せて『お前たちとこれだけ違うんだぞ』とハッパを掛けている。チームが首位だからといって、勘違いするな、ということ。実際に数字を見せられた選手は危機感を持って練習に取り組んでいるよ」(チーム関係者)

 ここまでの快進撃は福留、糸井、鳥谷らベテラン勢の活躍のたまもの。一方、飛躍が期待された“金本チルドレン”の高山、北條、原口、江越らは低空飛行を続けている。現在のチーム打率はリーグ2位の2割5分6厘だが、チーム内の3割超えは3割1分4厘の福留、3割2分5厘の糸井と鳥谷のベテラントリオだけ。北條(2割1分)、原口(2割3分9厘)、江越(1割4分3厘)と軒並み苦しみ、2割6分5厘の高山もこの日はスタメン落ちしている。数字に表れた現実を突きつけ、危機感をあおっているというわけだ。

2桁貯金にも金本監督は「今は順位どうこうよりも、自分たちの勝ち方を確立していくことが目標だからね」とキッパリ。首位の座を盤石にするには若手の台頭が欠かせない。あの手この手で成長を促していくつもりだ。

最終更新:5/15(月) 17:04

東スポWeb

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