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【陸上】桐生 初のフライング失格もポジティブ思考

5/15(月) 16:45配信

東スポWeb

 陸上男子短距離の桐生祥秀(21=東洋大)が早々に悪夢を振り払った。

 ダイヤモンドリーグ上海大会(13日)男子100メートルでフライングにより初めて失格となった桐生は14日、羽田空港に帰国。表情は明るく「逆にもっとスタートを極めたい」と強調した。指導する土江寛裕コーチ(42)も同じだ。「期待に沿えず、すみません」と報道陣に頭を下げつつも「今シーズンの中で一番完成度の高い準備ができている感じがあった。今後は同じようなミスをすることはない」と言い切った。

 ピストル音が鳴ってから0秒100未満に飛び出すとフライングになる。桐生は0秒084で、わずかに基準に満たなかった。ただ重心の移動や振動など何をもって「動いた」と判断するのか、その基準は大会によって異なる。「前から問題として提起していた」(土江氏)だけに、解決策も明確。大きな問題にはならないとの見方だ。

 これまで桐生はスタートが大の苦手だった。敏感過ぎるくらいの反応はむしろ収穫と言える。桐生も「音の反応はいい。織田(記念国際)ぐらいからスタートが改善した」と胸を張った。今後のカギは「セットの状態できちんと止まっているか」(土江氏)という“静止力”。好調はキープしており、日本人初の9秒台は依然として射程圏に入っている。

最終更新:5/15(月) 16:45
東スポWeb