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【浦和】6発で首位奪首!お待たせ1号の槙野「得点する夢を見たんです」

スポーツ報知 5/15(月) 6:04配信

◆明治安田生命J1リーグ 第11節 新潟1―6浦和(14日・デンカビッグスワンスタジアム)

 浦和はアウェーで新潟と対戦し、6―1で圧勝した。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)も含めた公式戦で3試合無得点だったが、DF槙野智章(30)の今季リーグ戦初得点など22戦無敗(17勝5分け)となった“お得意様”から大量得点。公式戦の連敗を3で止めるリーグ戦3試合ぶりの白星で2試合ぶりに首位に返り咲いた。

 正夢にした。DF槙野は前半31分、MF柏木の直接FKをジャンプして右足を合わせ、今季初得点を奪った。公式戦4試合ぶりの勝利を確定させるチーム3点目。「前夜、得点する夢を見たんです」。11日に30歳になった熱血漢は興奮を隠せない。右手で携帯電話をかけるポーズを作り、喜びを表した。

 「今日の試合は自分にとって、いいタイミングでもありました。チームが厳しい状況だったし、30歳一発目の試合で、母の日でした」。広島の実家にいる母の令子さん(58)が中継を見ており、「グラウンドから(携帯電話で)『今日決めたよ』と言いたかった」と感謝の気持ちを伝えた。

 昨年まで母の日は造花をプレゼントしていた。令子さんが仕事を持つため、花の世話をしなくて済むという配慮だった。それが、「水をあげているけど、枯れないね」と言われたそうで、「かわいい、おちゃめなところがあるんです。それなら」と今年は5万円の生花を贈ったという。

 苦しい2週間だった。4月30日、大宮との「さいたまダービー」を0―1で敗れ、4日の鹿島戦(0●1)、10日のACL・FCソウル戦(0●1)と3試合連続完封負けした。さらに、鹿島戦で侮辱的発言をしたとして、DF森脇良太(31)が2試合の出場停止。槙野は新潟戦で「チームがバラバラになっていないことを示したい」と話していた。

 右太ももを打撲していた柏木、左足首を捻挫していたDF遠藤が公式戦3試合ぶりに復帰した。柏木が長短のパスで攻撃のリズムを作り、遠藤は今季2点目を決めた。大宮に敗れるまでリーグ戦8試合24得点を誇った攻撃力も復活の兆しが見えた。2試合ぶりに首位に立ち、20日のホーム・清水戦は11年ぶりの優勝へ向け真価が問われる。槙野は「開幕直後の分厚い攻撃も見せられた。でも、課題も山積みです」と気を引き締めた。(羽田 智之)

最終更新:5/15(月) 6:04

スポーツ報知