ここから本文です

<沖縄>本土復帰45年 今なお重い基地負担

毎日新聞 5/15(月) 11:47配信

 沖縄は15日、本土に復帰して45年の節目を迎えた。この間、沖縄は大きな発展を遂げたが、一方で今なお過重な米軍基地負担に苦しみ続けている。

 沖縄には45年間で、総額約12兆1600億円の振興予算が投入され、道路や公共施設などの社会資本整備が進んだ。県民所得がいまだに全国平均の7割程度にとどまるなど課題は多いが、2016年度の観光客数が約876万人と過去最高を記録するなど近年の沖縄経済は好況を見せている。

 基地の過重負担の構図は変わらない。国土面積の0.6%の沖縄に米軍専用施設の70.6%が集中する。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に対する沖縄の反対の声は依然として根強いが、辺野古では15日も政府による海の埋め立て作業が確認された。移設に反対する人たちがカヌーで現場に近づいて抗議活動を展開し、海保が警戒にあたった。

 辺野古移設を巡って、移設に反対する翁長雄志知事は前知事による埋め立て承認の撤回などで抵抗する構えを示しており、対立は激しさを増している。【佐藤敬一】

最終更新:5/15(月) 12:43

毎日新聞