ここから本文です

田中監督舞った!近大、8季ぶり45度目V/関西学生

サンケイスポーツ 5/15(月) 7:00配信

 関西学生野球第7節第2日(14日、甲子園)2回戦2試合が行われ、近大が6-0で京大に連勝し、2013年春以来8季ぶり45度目(旧リーグを含む)の優勝を決めた。就任4年目、指揮を執って3年目で初Vを果たした田中秀昌監督(60)は「3年間、結果が出ず長かった。肩の荷が少し下りた」と笑顔をみせた。近大は6月5日から開催される全日本大学野球選手権(神宮、東京ドーム)に出場する。関大は関学大に11-0で大勝した。

 母校・近大の監督に就任して4年目での初優勝。田中監督が甲子園で「秀昌コール」に迎えられて5度、宙を舞った。

 「気持ちいい。最後が甲子園というのは感慨深い」

 上宮高を1993年の選抜大会で全国制覇に導いて以来の聖地での胴上げに笑顔がはじけた。

 2013年夏、部員の不祥事(窃盗容疑で逮捕)を受けて榎本保前監督が辞任。後任として声がかかったが「自分はいい選手でもなかったし、信じられなかった」と固辞していた。しかし、有藤通世OB会長からの直々の電話や周囲の助言もあり、覚悟を決めて母校のユニホームに袖を通した。

 選手に対して、厳しく肌と肌をぶつからせてきた上宮高時代から一転、「大学生は、大人扱いをしてあげないといけない」と接し方を変えた。就任1年目はコーチに采配を任せ、選手の心を掌握することに専念。目標設定シートを基にした一人一人との約10分の面談など、対話で心を通わせ、優勝への道を歩んできた。

 「次(全日本大学野球選手権)は関西学生野球連盟の代表として、東京に行っても『関西ここにあり』というところを見せたい」

 1回戦(6月5日、神宮)の対戦相手は、岡山商科大(中国地区大学野球連盟)に決まった。神宮での指揮は、96年秋に上宮高で明治神宮大会を制して以来。次は大学野球の聖地で花を咲かせる。

最終更新:5/15(月) 8:43

サンケイスポーツ