ここから本文です

<東京五輪>マイナー競技の挑戦 3年後にかける思い

毎日新聞 5/15(月) 18:57配信

 ◇カヌーの羽根田と空手の清水が対談

 昨年のリオデジャネイロ五輪カヌー・スラローム男子カナディアンシングルで日本のカヌー勢で史上初の銅メダルを獲得した羽根田卓也(29)と、2020年東京五輪追加種目となった空手で世界選手権の女子形を2連覇中の清水希容(23)が対談した。注目度急上昇の2人が競技の魅力、3年後への思いなどを語り合った。

 練習拠点が羽根田はスロバキアで、清水が国内など互いに違う道を歩みながら、同じミキハウス所属で身体バランスが重要など競技面でも意外な共通点が少なくない。羽根田が空手で参考にするのは、基本的な立ち方の一つで下半身の安定が重要な「三戦(さんちん)立ち」。正座の状態で激流を進むカヌーも下半身の安定感やボディーバランスが求められる。清水も「空手は姿勢と重心の位置がすごく大事」と語り、羽根田の要望で立ち方を実技指導した。清水は鏡の前で黙々と1日平均6時間の練習をしていることも明かし、「6時間はいられない」と羽根田を驚かせた。

 3年後の五輪については、羽根田が「きっと空手の世界選手権と全く違う雰囲気。それは知っておいてほしい」とアドバイス。清水も「期待を持ってくださっている以上の答えをしっかり出したい」と金メダル獲得を目標に掲げた。

【新井隆一】

最終更新:5/15(月) 19:22

毎日新聞