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Radeon RX 580 XTR登場 アキバでの評判は

5/15(月) 16:22配信

ITmedia PC USER

 4月後半から、GDDR5Xメモリを高速化したGeForce GTX 1080カードとGTX 1060カードが複数メーカーから登場しているが、Radeon陣営でもマイナー強化モデルが見られるようになった。Radeon RX 580の高クロック版GPU「RX 580 XTR」がそれだ。

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 先週はGIGABYTEから「GV-RX580XTRAORUS-8GD」が、MSIから「RADEON RX 580 GAMING X+ 8G」が売り出されている。税込み価格は順に4万1000円前後と3万9000円前後となる。

 RX 580 XTRはAMDからの正式アナウンスはまだないが、メーカーサイトの仕様表では別個のGPUとして扱われており、「おそらくRX 580の選別品」と捉えているショップが多い。TSUKUMO eX.は「元のモデルと比べても2~3000円高いだけなので、せっかくだからと選ぶ人も多いんじゃないかと思います」と話していた。

 ただし、ゲーム用途でのブレイクを期待する声はあまり大きくない様子。某ショップは「ドライバが成熟するまで時間がかかる問題もありますが、ゲーム自体がGeForce環境で開発したタイトルが多いというとこともあるので、そう簡単には拮抗しないでしょう」と話す。

 実際、需要が伸びていると感じられるのは非ゲームの高解像度環境とか。ドスパラ パーツ館は「4Kでそこそこ快適な環境を安くつくるならRadeon RX 570/580あたりが第一選択になるので、フォトレタッチや動画鑑賞などの目的ではけっこう選ばれています」と現状を伝える。

●補助電源なしで1.5万円も――Radeon RX 560カードが登場

 AMDの純粋な新GPUも登場している。Radeon RX 550の1つ上のクラスとなる「Radeon RX 560」で、先週はSapphireから搭載カードが3モデル売り出されている。

 GDDR5 4GBを搭載して補助電源なしの「PULSE RADEON RX 560 4G GDDR5」と、GDDR5 4GBと6ピン補助電源を備えるOCモデル「PULSE RADEON RX 560 4G GDDR5 OC」、そのメモリ2GB版の「PULSE RADEON RX 560 2G GDDR5 OC」で、税込み価格は1万5000円前後と1万6000円前後、1万3000円前後となる。

 Radeon RX 560は標準カードの消費電力を80Wに抑えたエントリークラスながらゲーム用途も想定しており、GeForce GTX 1050のライバルと目するショップが多い。一方で、「RX 550との価格差がほとんどないので、共食いが起きる可能性もありますね」(某ショップ)との指摘も聞こえてくる。

 なお、ASUSTeKからはRX 550搭載カード「RX550-2G」が登場している。IPX5等級の防塵ファンを採用しており、ホコリの多い環境でも長持ちしやすいのが特徴だ。税込み価格は1万2000円強となる。

●控えめなタッチ機能を盛り込んだ光るSLIブリッジが登場!

 グラフィックスカード関連では、ASUSTeKのSLI HBブリッジも話題を集めていた。3スロット幅の「ROG-SLI-HB-BRIDGE-3SLOT」と4スロット幅の「ROG-SLI-HB-BRIDGE-4SLOT」があり、いずれも税込み6500円前後となっている。

R.O.G.ブランドのロゴデザインが光る仕様になっており、同社のイルミネーション同期機能「Aura Sync」により、対応パーツと色やパターンを合わせられる。また、マザーボードとつなげずに使う場合はタッチパネル機能が有効になる。発光パターンが繰り返されるが、LEDパネルに触れると発色が固定される仕組みだ。

 パソコンSHOPアークは「なかなか控えめなタッチ操作の組み込み方で、ある意味珍しいです。SLIブリッジとしては高価ですが、発光時に目立つパーツでもあるので、案外売れそうです」という。

 光モノとしてSLIブリッジが売れている現状について、別のショップは「見た目から入ってエアフローに苦労する人もいるんですよね。SLI HBブリッジを使うような構成は熱処理がなかなか大変なので、そのあたりも注意したほうがいいです」と話していた。

●M.2 SSD冷却ボード「kryoM.2」の進化モデルがイルミネーションを導入

 光るパーツとしては、Aqua ComputerのM.2 SSD冷却ボード「kryoM.2 evo」も目立っている。

 2016年9月に登場した「kryoM.2」シリーズの空冷モデルを進化させた製品で、PCIe x4接続の基板にM.2 SSDを挿して前背面を大型ヒートシンクで固定する仕組みになっている。基板と表のヒートシンクの間にオレンジ色に光るLEDライトが仕込まれており、常時発光やアクセス時発光などのパターンで作動する。税込み価格は4500円前後だ。

 入荷したオリオスペックは「前作もかなりの反響がありましたが、かなり手を加えてきた印象ですね。価格はそれほど変わらないので、ニーズはあるんじゃないかと思います」と話していた。

 また、同社からは、粘着シートを使わずにクリップ留めでM.2 SSDに固定できるヒートシンク「kryoM.2 micro」も売り出されている。こちらは税込み1400円弱だ。「薄いヒートシンクでサッと装着できるのがいいですね。M.2 SSDのヒートシンクはかなり数が増えていますが、値頃感も強いですしこちらもヒットを期待しています」(同店)

最終更新:5/15(月) 16:22
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