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<京大原子炉>6月にも運転再開へ

毎日新聞 5/15(月) 19:10配信

 2014年から停止していた京都大原子炉実験所(大阪府熊取町)の原子炉が6月にも運転再開する見通しとなった。最終手続きとなる原子力規制委員会による使用前検査が、臨界実験装置「KUCA」(出力100ワット)は6月16日、研究用原子炉「KUR」(同5000キロワット)は7月21日に終わる予定となり、京大は検査合格後に2基を運転再開する。

 KUCAの検査は既に始まっており、KURの検査は今月29日から始まる予定。検査が計画通りに進めば、2基は検査終了日から稼働できる状態になる。KURは中性子線を使ったがん治療の臨床研究に利用されてきた設備で、関係者の期待は大きい。

 国内にある大学の原子炉は京大の2基と、4月に稼働した近畿大(東大阪市)の原子炉(出力1ワット)の計3基。大学の原子炉は全て運転する見通しとなった。原発の運転や廃炉に関わる人材育成のため、関係者が運転再開を急いでいた。【鳥井真平】

最終更新:5/15(月) 21:12

毎日新聞