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<高知・大川村>「町村総会」設置検討へ議長が諮問書提出

毎日新聞 5/15(月) 22:43配信

 議会の代替として、有権者が直接、予算などの議案を審議する「町村総会」の設置検討を始めた高知県大川村で、村議会の朝倉慧(あきら)議長が15日、町村総会検討の必要性などを問う諮問書を川上文人・村議会運営委員長に提出した。今後、村議運委で検討し、12月20日までに答申する。

 大川村は高知県北部の山間にあり、人口は約400人で、離島を除き全国最少。過疎化と高齢化が進み議員候補の確保が難しく、任期満了の2019年以降の議会の維持ができるかどうか課題になっている。このため和田知士(かずひと)村長は、地方自治法に基づく町村総会の設置について4月、検討に入るよう村幹部に指示し、6月定例議会で正式に表明する。

 諮問は村の動きに合わせ、村議会として町村総会を含めた今後の議会のあり方を検討するための措置。諮問書では、今後も現状以上の村議会組織が構成できるか▽町村総会設置への条例の検討が必要か▽村長との協議をどうするか--などの検討項目を挙げている。

 朝倉議長は「住民自治を守るために、町村総会について研究していきたい」とし、川上委員長は「早急に議会運営委員会を開き、どうあるべきか話を進めていく」と語った。【松原由佳】

最終更新:5/15(月) 22:43

毎日新聞