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村田と対戦のエンダム 仕上がりに自信「しっかり準備してこい」

スポニチアネックス 5/15(月) 15:20配信

 ボクシングのWBA世界ミドル級王座決定戦(20日、東京・有明コロシアム)で同級2位の村田諒太(31=帝拳)と対戦する同級1位で元WBO同級王者のアッサン・エンダム(33=フランス)が15日、東京都新宿区の帝拳ジムで練習を公開した。練習に先立ち会見したエンダムは「来日した時は時差を心配したが、2日経ったので問題ない。食事もおいしいし、コンディションはいい」と話し、「試合へ向けてトレーニングは全てやってきた。あとは軽く体を動かして体調を管理する練習になる」と仕上がりに自信を示した。体重はリミットまで「あと5ポンド(約2・2キロ)」と明かした。

 村田については「五輪タイトルを獲ったいい選手。前回の試合を映像で見たが、前へ前へ出てくる。右の強いパンチを持っている」と評価しながらも、「対策は練っているので問題ない。自分は初めての世界戦でもないし、特にプレッシャーはない。あるのは自分の強さを証明しないといけない村田の方だろう?」と余裕のコメント。強化キャンプでは村田と似たタイプのパートナーを相手にスパーリングを重ねてきたそうで、「誰とやったかは企業秘密だが、村田は俺のようなパートナーは見つけられなかったんじゃないか?今度戦うのはアッサン・エンダムなんだぜ?しっかり準備してこい」と自信満々に言い切った。

 練習では元キューバ代表コーチで、プロでもWBA世界スーパーバンタム級スーパー王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)ら世界王者3人を指導したペドロ・ディアス・トレーナーの下、システム化されたメニューを消化。ミット打ちは3分間ではなく1分間で、インターバルトレのようにペースを上げた状態でジャブからのコンビネーションやアッパーなど多彩なパンチを披露した。コーナーに詰まった場合や頭をつけた状況などを細かく想定し、30秒ごとにコーナーを変えるな実戦的で、ミット打ち後はマーカーをリング内に置いての超短距離ダッシュや、投げられたボールを追って取るなどのフィジカルトレも。体は絞れており、武器のフットワークも軽快だった。

 村田を指導する田中繊大トレーナーは「非常にいい練習をしていると思った。ミット打ちでは村田対策を思わせる角度をつけたパンチ、アッパー系を練習していた。試合で使っている、巻き込むようなパンチはあえて見せなかったんですかね。フットワークは軽いし、いいコンディションで来ていると思う」と感想を口にし、ディアス・トレーナーに「これはキュバー代表の練習メニューか?」と聞いたところ、「ディアス・スタイルだ」と返事があったことを明かした。

最終更新:5/15(月) 18:23

スポニチアネックス