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海底メタン、生産中断=大量の砂混入―愛知・三重沖

時事通信 5/15(月) 21:00配信

 経済産業省は15日、愛知、三重両県沖で実施している次世代エネルギー資源「メタンハイドレート」の産出実験について、今月4日に始めた天然ガスの生産を中断したと発表した。ガスを取り出すために海底の地層を掘削した井戸に大量の砂が混入したため。

 経産省は今後、別の方法で砂混入の防止策を講じたもう1本の井戸でガス生産を試みる方針。今回の実験は当初、商業化のための技術確立に向けて3~4週間連続でガス生産することを目指していた。

 世界で初めて海底の地層からのガス産出に成功した2013年3月の前回実験は、砂の混入により6日間で生産打ち切りになった。今回も同様の理由で中断を余儀なくされており、商業化の実現へ課題は多い。

 今回の実験によるガス生産量は12日間で約3.5万立方メートル(暫定値)。前回実験の6日間の実績(約12万立方メートル)を下回った。 

最終更新:5/15(月) 22:27

時事通信