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兵庫・宝塚でアパート2階から男が2トン放水の珍事件!動機は不明

スポーツ報知 5/16(火) 6:33配信

 4月にアパート2階の空き室に侵入し、水を出しっ放しにして床や1階の天井を水損させたなどとして、兵庫県警宝塚署は15日、邸宅侵入、建造物損壊、窃盗の疑いで同市に住む無職・下野浩昭容疑者(56)を逮捕した。室内の3か所から約40分間に流された水は、全部で約2トンにも及ぶという。下野容疑者は容疑を認めているが、同署では放水した理由などについて調べている。

 アパートの空き部屋に忍び込み、蛇口を豪快にひねって水を“無駄遣い”し、階下の住民にも迷惑をかけた男が逮捕された。

 逮捕容疑は4月2日夕方、宝塚市内の2階建てアパートの2階の空き室に盗んだ鍵で侵入し、水を出しっ放しにして床と1階の部屋の天井を水損させた疑い。下野容疑者は容疑を認めているが、犯行の理由については供述していない。

 同署によると、下野容疑者は2階の部屋に上がる玄関近くにあるダイヤル式のキーボックスから鍵を盗んで侵入。風呂のシャワーの口を浴室外に出したほか、洗面台と台所の蛇口の向きを変えて水があふれ出すようにした上で、ハンドルをひねって放水したという。放水された総量は、全部で約2トン。部屋は2DKで、被害面積は約41平方メートルだったことから、外に水が流れ出なかったと仮定すると、約5センチの“床上浸水”となる。

 玄関の下部から水が流れ出ているのを、約40分後に大家の妻が発見。急いで夫に連絡し、元栓を閉めてようやく水が止まった。アパートは各階1部屋ずつで、1階の部屋は2人暮らしだったそうだが、事件が起きた際には外出していて留守だった。空き室にもかかわらず、鍵が玄関近くにあったのは、管理者が内覧などの際に便利なことから置いていたためで、下野容疑者は何らかの理由でそれを知っていたとみられる。

 下野容疑者は、同じ大家が管理する隣のアパートの2階に住んでいた。被害に遭った部屋は3月末ごろまで住人がいたが、その人物や1階の住人、大家などとのトラブルの相談が同署に持ち込まれたことはなかったそうで、犯行に及んだ理由について調べている。

 建物の被害総額は、床や1階の天井部分などの水損で約180万円。1階の住人は現在も同部屋で生活をしているが、家具などの被害の程度については分かっていない。

 ◆2トンの水はどれくらいの量? 水は1リットルの重さがほぼ1キロなので、2トンは2000リットル。2リットルのペットボトルなら1000本分。ビールの大びん(633ミリリットル)は約3160本分で、1日2本ずつ毎日飲んだとしても4年4か月かかる計算になる。

最終更新:5/16(火) 6:33

スポーツ報知